2022年に20周年を迎えたデイリーポータルZ。そのバックナンバーは1万4千余と言われています。
これ……ちょっとありすぎてどこから読んでいいかわからなくないですか……。
というわけで、読者の方にオールタイムベスト記事をききました。そんななかから、発想にひざを打つタイプの記事をピックアップしてご紹介します。(とりまとめ:編集部 古賀)
バカバカしい。でも、面白い。よく思いついたな。それもなんだよこれ、広告企画なのか!DPZにしかできない記事広告だし、いや、やられた。感心、称賛、嫉妬……。
と思ったのを覚えております。(みち)
同窓会で昔話を禁止するとどうなるか(與座ひかる)
思わず「その手があったか…!」と唸りました。ただ昔話を禁止するだけでなく、メモに書いて後半振り返るというゲーム性があるところまで考えられているのが素晴らしいと思いました。(タカフミ)
痔を治す旅(大北栄人)
これほど完成された痔をテーマとしたリアルロードムービーをこれまで見たことが無く、公開された当初、長い記事ながら数十回読み直し今でも偶に読み直すほどの名作。(匿名御容赦)
決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで(古賀及子)
最高のプログラミング言語を決める。いいじゃないか、いろいろな視点で見ることにより見えることもあるだろう、あれこれ参考にもな……え、綱引きで?? となった記事です。
最高の肩透かし、ゲラゲラ笑いながら読んだことを覚えています。(犬神 等)
標高2000メートルの盲腸県境と危険すぎる県境(西村まさゆき)
好きを突き詰めると危険が見えなくなる、を実践しているところにぐっと引き込まれます。書籍化されたものも面白く読んでいます。(たえすけ)
連休の終わりに干してある靴を味わう(大山顕)
この記事を読んで以来、干してある靴を見かけるたびに「ああ、マイケルだ」「お、ドロシー」と思わずにいられないようになってしまいました。(けとら)
予習復習めしが美味い(大北 栄人)
この記事を読んでからご飯を美味しく食べるのにいかに情報が大切か知りそのことを意識するようになりました。
こういう人生に思いもしない方向から奥行きを与えるのが大人の自由研究、デイリーポータルZの本懐だと久しぶりに読み返して思いました。(ふぶらな)
日常を、ガイドブック風ポーズで華やかに!(北向ハナウタ)
毒部(伊藤健史)
推したい記事は山ほどありますが、(おそらく)検索ボックスからでないと辿り着けない、存在を知らないと読めない名企画・クラブ活動を選びました。※編集部より 「クラブ活動」は2010年代前半の連載企画。ご投稿のとおり、現在トップページからはたどれない隠しページとも言える存在です。
東京都23区「広報ラック」集め(伊藤健史)
「いるとかいらないではない。無くても生きていけるものこそ、必要なのだ」
これがデイリーポータルZ自体を象徴し、かつ人生を語っている感がありとても好きです。(koedoyoshida)
ポール・モーリアのように顔を出したい(林雄司)
パンツとバレない帽子をつくる(小堺丸子)
ハトが選んだ生命保険に入る(林 雄司)
いつもの電車でむりやりビール列車(住正徳)
正直自分でもよく分からないんですが、折にふれ読み返してます。(M_Obu)
工場デート(大山 顕)
『工場萌え』という概念が一般向けに門戸を開いたきっかけになった記事だと感じ選びました。
素人でもミーハーに工場に萌えていいのか…?という気持ちにさせてもらえました。(うきたむ)
工場を観ることが珍しいから「新発想!」と成立した記事でしたが、いまや本当に普通のことになりましたよね……。
思いついたことをかたっぱしからやり続けて20年、これからもデイリーポータルZはあたらしいものの見かたの地平を切り開いてまいります。
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デイリーポータルZ通たちのオールタイムベスト記事まとめ!
1万4千本以上の記事があるデイリーポータルZ。
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