6日間で「ワクチン2回接種」を推奨? 厚労省の呼びかけに思わぬ波紋…ツイートの真意は

J-CASTニュース

   厚生労働省がSNSで投稿した新型コロナウイルスワクチン接種の呼びかけが波紋を広げた。

   2022年12月26日に「年内に1・2回目接種を完了することをご検討ください」と投稿。これが、年内残り少ない日数で「ワクチン2回接種」を求めているのではないかと受け取られ、「間隔あけなくていいの?」と疑問の声が相次いだ。投稿の真意はなんだったのか。


  • 厚生労働省の「ワクチン接種」呼びかけ投稿が波紋も…真意は(画像はイメージ)


  • 厚生労働省の投稿

「1回目か2回目を接種してくださいという意味」

   厚生労働省は12月26日正午頃、公式ツイッターとFacebookに以下の文章を投稿した。

「1・2回目接種に使用する従来型ワクチンは、令和4年(2022年)内で国からの供給を終了する予定です。オミクロン株対応2価ワクチンは、1・2回目接種が完了しないと接種できません。年内に1・2回目接種を完了することをご検討ください」

   今年流行したオミクロン株対応2価ワクチンの接種に向けて、早期の1・2回目接種の検討を呼びかけた内容だ。しかし、最後の「年内に1・2回目接種を完了することをご検討ください」とした文章が、短期間での連続接種を推奨するものではないかとして、27日にツイッター上で「5日間で2回打てるの?」「あと5日で2回接種…」「1回目と2回目の接種に間隔あけなくていいの?」などと疑問の声が相次いだ。

   ワクチン1回目と2回目の標準接種間隔は、ファイザー社と武田社(ノババックス)が3週間、モデルナ社が4週間となっている。

   投稿の真意はなんだったのか。J-CASTニュースが12月28日、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部の担当者に取材すると、「6日間のうち2回接種ということではなく、1回目か2回目を接種してくださいという意味になります」と回答した。

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