東京・早稲田にある穴八幡宮は2022年12月22日、境内でテントを設営している参拝者がいたとして、ツイッターで注意喚起した。この日は一年で最も日照時間が短く夜が長い「冬至」で、多くの人々が参拝していた。
「流石に非常識極まりない行為であり正気を疑うものであると感じます」
穴八幡宮では、冬至祭の日から翌年の節分にわたり「一陽来復」のお守りを参拝者に授与している。福神(打出小槌)に起因するもので、金銀融通のご利益があるとされ、毎年冬至の日には多くの参拝客でにぎわう。一方で、マナーのない参拝客もいたようだ。
ツイッターでは午前4時ごろ、開門前に並びに行くと境内でテントを設営し、その中で順番待ちをしている人がいたという目撃情報が投稿された。穴八幡宮はこの投稿をリツイートし、次のように呼びかけた。
「穴八幡宮として、境内でのテント設営は一切許可をしません。流石に非常識極まりない行為であり正気を疑うものであると感じます。我々も参拝者の方からご報告いただいた際には全く寝耳に水な話でした。 今後、再発が無い様に徹底して参ります。 ご迷惑おかけ致しまして申し訳ございません」