バッファロー製のNASで、特定の条件下でOneDriveのデータが削除される不具合があることが判明し、回避方法と対策をアナウンスしている。
これは同社の一部NAS製品で、OneDriveとの双方向同期を有効にした上で、同期間隔を1分/5分/10分のいずれかに設定していると、フォルダー名の変更、もしくはフォルダーの移動によって、その配下にあるファイルがNASとOneDriveの両方から削除されるというもの。同期間隔を15分以上に設定することで回避は可能とのことだが、対策済みファームウェアのリリース予定は2023年2月とされており、ユーザー側は自衛する必要がありそうだ。なお、OneDriveは削除したファイルであっても個人アカウントで30日間、ビジネスアカウントは93日間保持される仕様であるため、今回のトラブルでファイルが削除されてしまっていても、今ならまだ復旧できる可能性がある。同期を設定している人は早めにチェックしておこう。