【衝撃動画】サッカーW杯を制覇した犬

デイリーポータルZ

ついにサッカーW杯が開幕! …したが、いまいち盛り上がってない気がするので、サッカー好きとしてはなんとか盛り上げたい。

一方、犬好きとしては、犬のことも盛り上げたい。

それゆえに今回は、犬がサッカーW杯を制覇する、衝撃動画を公開してしまおうと思うッ!

と、街がW杯一色になってはいない昨今だが、

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犬にW杯を制覇してもらうために、今回は我が愛犬ももに、サッカーを、つまりはドリブルを、ガンガンしてもらおうと思う。

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・             「急なうえに謎だわ」

ではまず形から、ってことで、ももを日本代表にしたいので、代表のユニフォームを作り出すべく、

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材料を100均でGET!したので、早速作っていこう! ちなみに今回は、腕を独特にしたこういう状態のものを作ってみたいわけだが

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だいぶ難解でフエルトの展開図も縫い方もよくわからない。やばい。

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いずれにせよ、各所の寸法が必要なので、また紐メジャーにて、ももの各所を測っておきたいが、

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・              「ぎゃぁ」

また嫌がられる。毎度の通過儀礼である。

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まずは青いフエルトから

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シャツの前面部分を切り出すわけだが、サイズ的によくわからなかった(測らせてくれなかった)ので、

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えらい短い。いいのかこれ。とりあえず、ももに着せてみても

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・                 「?」

えらい短い。明らかによくはないが、犬的にはよいことにする。で、背中の面のは

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別途、切り出していこう。もうだいたいでいい。

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続いてズボン。今度は白いやつから

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だいたいのサイズで作り出したいが、横から見るとこんな形状の犬。

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事実上、肩が無く四足で立つことになる犬にて、手(足)が穴に通る形にして、かつ、シャツとズボンもつながる形にして……って、これどうしたらいいの? マジむずい。犬、なんでこんな形なの。

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・                   「しょうがないじゃない」

謎すぎるので、以前作った「犬きつねダンス」の衣装を参考にして、勘で切り出す。この段階ので仮留めして、ももの体にあててみたら…

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・             「?」

マジよくわからない。とりあえずシャツと縫い繋げ、前掛け状態で、手(足)をそのまま下に通せるよう、ズボン的に

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穴っぽくする。ダサいけど。ちなみに裾を一点だけ留めることで

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手(足)のための可動域を確保しとくのが、ズボンでは大切だぞ!って最近はズボンって言い方ヘボいらしいが、ズボンと言い続けたい。

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せっかくなので、クオリティーを少しでも上げるべくデザインを、ヘボく言うと、アップリケを施そう。

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まず一応日の丸を。本家に付いてるのかは覚えてないが。一方、背中部分、どうせ写らないので別にいいのだが、サッカーには重要な

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スペースがあるので、女子力高く施しておこう。かわいらしくね。

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そして、背番号もサッカーっぽくしっかりと。

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背番号は10だが、偽9番的な2列目から飛び出しゴールを狙うプレースタイルを身上としたい。あと、ズボンにも一応

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付けておこう。両面テープがボロいが、気にしないでほしい。

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そして今回の衣装のとんちが、この「腕」である。腕を付けるのである、服のサイドに。

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腕は犬色のフエルトで筒状に具現化していくが、実はこの腕付きタイプの着ぐるみが一時期、犬業界で流行っていた。腕によって、

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こっちに向かってくる際に、サイドに付いた腕が揺れて振っているようになり、マジこっちに走ってきてるようなビジョンになるのであった。で今回の、サッカードリブル感を高めようっていうわけやッ!

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L状に縫ったら裏返して袋状にしたら、その動きのためには重しが必要なので、そんな腕の中に、スーパーボールを仕込んでおこう。

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これでバタバタ動いてくれることを願う。さらに、腕としての太さを表すために、何かワタ状のものを詰めたい。あ、そうや、丁度いいものが。ってことで、またレギュラーのように登場したのが

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毛。ももの毛。換毛期に抜けたのを捨てずにとっといたヤツである。相変わらず本人(犬)もヒく異物感。皆はちゃんと捨てよう!これを詰め込むことで、ももの衣装だしもも自身で構成!ってわけである。

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・               「毛に自我は無いわ」

詰めまくって、腕っぽくなってきたら、

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袖も付け、さらに、手の平部分は、ギュッと紐で結んでボンレスハム状に捻出したうえで、

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肉球をね。犬的にお茶を濁しておこう。こうして腕ができた!わけだが、腕なので、もう一個作らねば。マジ面倒。ちなみに腕、バタバタ激しく動いてほしいので、

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1点のみ集中的に縫い留めておこう。ちゃんといい感じで動いてくれることを願ってください。

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あと、ただ走って来るのではなくドリブルっぽくなるように、サッカーボールを疑似的にセット!したく

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首輪に着けた針金から、ボールがプラプラするようにしよう。そこでボールのために、白いフエルトを四角に切り出し

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紐で周囲を縫ってギュッとする巾着的に、球状をめざしていこう。裁縫秘技を教えてくれる親に感謝。そして中に針金の先端をしこみつつ

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また大活躍な毛を突っ込んで、巾着のようにギュっとしたら

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できたが、このままだと肉まんなので、サッカーボールにすべく

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露骨に具現化しておこう。これで針金の逆端を首輪に装着すれば、なんとかなるだろう!たぶん。

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そんな結構な苦労の末、ついに!

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衣装が一通り、

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できあがった!ところで、ではももに着せちゃおう!

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「はい、もも、ごめんねぇ~、後でオヤツあげるからねぇ~」と、またインセンティブで釣りつつ、着せてみた末…ついに! 実家に爆誕した、サッカー日本代表犬が、これだ!

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おぉ、代表ッ! とりあえず代表っぽくなったのではないだろうか!

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・                「?」

まぁ立ちすくむと謎の異形ではあるが、背中から見てもそれっぽく、

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みごとな10番っぷり!ありがとうアップリケ! ただちょっと角度をつけて見ると、

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グダついてるので、あまり見てはならない。真正面のみに注目だ! ではこれにて、走ってドリブルしてこそ本領発揮できるので、早速スタジアムへと飛び出そう!

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ってことで、またプロ家族以外に誰もいない広場にて、

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サッカーボールも首輪に付けたところで、

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完全体にッ!! ではもも、犬的に異様なことになってはいるが、
はたして走ったらちゃんとドリブルっぽくなってくれるのか、

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さぁ、こっちに来てくださいませ! その衝撃の一部始終を収めた、ワールドクラスの動画が、これだ!!

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おぉ、まさに、ドリブル…!?、何か思ってたのと違う、けど、一応ドリブルだと言えるであろうっ! やったぜ、もも! あんたこそが、W杯GETやでぇッ!!

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その結果、ココで突然、現れたのが、

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ホントのカップ! 一応FIFAって書いてあるしそう、ってことで、実はこれ

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もものオヤツを、彫刻刀で慎重に削って作った代物なのであった! ではこれを、言うこと聞いてくれたご褒美に、ももに捧げよう! って、上記画像でも既に、驚異の大口を開けてたので

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あっさりパックンチョ!! これにて、文字通り見事カップをGET(食った)したのであった! もも、おめでとう&ありがとう!!

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・    「美味しいわねコレ」

と、みごと、W杯を制覇したと言えるので(言えるの?)みなさんも参考にしていただけたら幸いです。ではまた。

 

はい、以上いかがでしたでしょうか今週の「サッカーよりも犬が好き」。あらためてW杯盛り上げていきましょう。

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家でもこれでウロウロする犬。

 

 

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