2022年11月22日から全国のコメダ珈琲店にて提供が始まった「シロノワールブラックサンダー」。その名の通り、あのお菓子のブラックサンダーとコラボしたシロノワールだ。
それにしても、コメダとブラックサンダー。妙に相性が良さそうな気配を感じるのは気のせいだろうか。愛すべきB級感というか、両者ともパワー型っぽそうというか。とりあえず食べてジャッジしてみることに。
・800~860円
ということでさっそくお店にてオーダー。お値段は、ノーマルサイズが800~860円。ミニサイズが600~660円。お店によって値段が変わる仕様だ。
ほどなくして届いたのがこちら。
目にした瞬間に、バチバチに漂うジャンクなチョコレートの香りが脳にクる……!
チョコレートをメインウェポンに据えたシロノワール自体は過去にもあったし、毎回荒々しく盛られたチョコレートは香りの面でもそれなりのパンチ力を備えていた。
が、今回の香りは圧倒的に馴染む気がする。香りの時点で子供のころから食べ慣れた、あのブラックサンダーのチョコだからかもしれない。
この匂いだけでDNAに刻み込まれたブラックサンダーの味が、自動的にフラッシュバックしてくるレベル。
・ザクザク
食べる前から早くも味が分かってしまった感があるが、早まらず冷静に外観を見ていこう。表面には、皿の物理的な限界に対しチキンレースを挑んでいるかのごとき量のチョコレート。
そのチョコレート及び、中心のソフトクリームに散りばめられたココアクッキー。
ぱっと見ナッツの類に見えた白っぽいこちらはプレーンのビスケット。クッキーとビスケットが味と食感の面でどのような効果を及ぼすのか楽しみだ。
デニッシュの間をチェックすると、そこにもたっぷりとチョコレートが! よく見ると、中に何か粒状のものが入っている。
これはブラックサンダーに使用されている、クッキーを配合したチョコスプレッドとのこと。
・チョコ系最強格
食べてみると、初っ端から脳にキていた妙に馴染むチョコレートの香りが、やっぱりほぼ全てを物語っていた。つまり、ほぼブラックサンダーだ!!
もちろんソフトクリームによる若干の味変と、デニッシュによる食感の違いはある。しかし、このチョコレートの風味と、混ざったクッキーによるザクザクした食感は、かなりの精度でブラックサンダーを再現している!
また、デニッシュの間に仕込まれているクッキー配合のチョコスプレッドが、思った以上にデニッシュ生地に浸透していた。
ホカホカなデニッシュ生地がブラックサンダーのチョコレートでヒタヒタになっており、噛むとジュワっと染み出してきてンマァァアアアアアアアアアアア!!!!
歴代のチョコ系シロノワールの中でもトップレベルに食べやすく、最もチョコ感が強いもののうちの1つで、最高に愛すべきB級駄菓子感のある仕上がり。
総合的にかなり高ポイントなクオリティだ! やはりコメダとブラックサンダーの相性の良さはガチだった!! 両者の間には確かなケミストリーが存在していそう。
ブラックサンダー好きはもちろんだが、単にチョコレートが好きという人にも強く刺さる一品だと思う。マジでおススメ度が高めなシロノワール。ぜひ食べてみてくれ!!