「返して欲しいな、私の人生」 プロ野球選手「モラハラと裏切り」被害告発YouTuber、うつ病診断から3か月を報告

J-CASTニュース

   プロ野球選手らからモラルハラスメントを受けたと告発したYouTuberの「あいにょん.」こと大塚愛里さん(25)が2022年11月20日、うつ病の診断を受けてから3か月経過したことをYouTubeで報告し、現在の心境について明かした。

   大塚さんは告発後の11月2日、所属していた2つの事務所を退所したとインスタグラムで報告。今後は治療に専念するとしていた。

  • 大塚愛里さんのインスタグラムより(一部加工)

    大塚愛里さんのインスタグラムより(一部加工)

  • 大塚愛里さんのYouTubeより

    大塚愛里さんのYouTubeより

  • 大塚愛里さんのインスタグラムより(一部加工)
  • 大塚愛里さんのYouTubeより

「人をうつ病にできる人間って何を学んできたのかな」

   騒動の発端は、10月21日の大塚さんのインスタグラム投稿だ。プロ野球選手らの名前とアカウント名を載せ、大塚さんは「私を暗闇に落とし込んで私は毎日生き地獄の中、なにもなかったかのように今も当たり前の毎日を過ごして楽しいですか?」などと糾弾した。

   具体的な被害内容は断片的にしか明かされていないものの、「親密な人間からのモラハラと裏切り」があったことを告発し、球団の公式アカウントや当時の所属事務所に対しても「戦力になれば人間性は問われないのですか?」「向き合ってくれたなかった」(原文ママ)などとコメントしていた。

   大塚さんは11月20日、YouTubeで「25歳うつ病女の1日」と題した動画を投稿。「うつ病になってから3か月が経ちました」と報告しつつ、現在の1日の過ごし方について紹介した。

   大塚さんは動画のテロップで、起床後について「当事者意識もなく今もケラケラと生活してるんだろうな。とか色々考えると自分に負担がかかるので、また寝ます」などと説明。「いつ、この病気から抜け出せるんだろう」「正解のない毎日、すごく疲れます」などとも伝えた。

   その後「普通の日常を過ごしたいなっ」「幸せホルモンが欲しいなっ」と述べ、「人をうつ病にできる人間って何を学んできたのかな。返して欲しいな、私の人生」と心境を明かした。

   うつ病による投薬などについて説明した後に「よく3カ月生きたな。って思います」と振り返った大塚さんは、「いつ治るかも分からない、何事もネガティブになってしまう。何もしていないのに疲れる」などとし、「毎日が生き地獄です」とつづった。

   動画の最後で、大塚さんは「人の人生潰してのうのうと生きんじゃねーよ」と締めくくっている。

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