株式会社NTTドコモは10月27日、フィッシング詐欺などの被害につながる可能性のある迷惑SMSを自動で専用フォルダへ振り分けるサービス「あんしんセキュリティ（迷惑SMS対策）」の提供を開始した。利用料金は月額220円。初回は60日間無料で利用できる。
ユーザーが受信したSMSを迷惑情報データベースと照合し、迷惑なSMSと判定されたものを自動で「迷惑メッセージフォルダ」へ振り分ける。Android/iOSで利用でき、ユーザーは「あんしんセキュリティ」アプリのインストールと、SMSフィルタリングの設定が必要。Androidでは「＋メッセージ」で受信するSMSと＋メッセージ、iOSは「メッセージ」アプリで受信するSMSが対象となる。
迷惑情報データベースは、セキュリティパートナーであるトビラシステムズ株式会社が提供。警察や外部機関、ユーザーからの情報に加え、独自調査で収集した情報を統合しており、月間約2億件のメッセージを判定・分析しているという。同データベースはAIを活用して最新化しており、日々巧妙化するフィッシング詐欺に備えられるとしている。
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