三菱地所、顔認証やスマートホームデバイスを採用した「ザ・パークハウス 曳舟」販売開始

CNET Japan

 三菱地所レジデンスは10月21日、エントランスに顔認証を導入し、居室にスマートホームデバイスを採用した「ザ・パークハウス 曳舟」第1期45戸の販売を開始した。


「ザ・パークハウス 曳舟」外観完成予想 CG(左)とラウンジ完成予想 CG(右)

 本物件は、地上11階建、1LDKから3LDKが中心で、2023年12月上旬に竣工予定。東武スカイツリーライン「東向島駅」、および「曳舟駅」、京成押上線「京成曳舟駅」3駅利用が可能で、周辺には商業施設も充実し、交通利便性、生活利便性ともに高い立地となっている。

 エントランスには、ビットキーの「顔認証システム」を導入し、「スマホアプリ」や「モバイル FeliCa」「IC カード」での解錠も可能。ビットキーの専有部向けスマートロック「bitlock MINI」設置すれば、ハンズフリーで居室まで入室することが可能だ。


「顔認証システム」イメージ

 住居者が不在でも、デジタルキーを発行することで、配達員や家事代行スタッフなどがスマホで解錠することが可能となり、より幅広いサービスを利用することができる。

 居室にはIoTデバイス「LiveSmart」を標準装備し、さまざまなメーカーのデバイスとの連携が可能。赤外線家電やスマートデバイス、標準採用のIoT住宅設備(給湯器、床暖房、照明スイッチ)を、一つのアプリで操作することができる。

 「気温が30度になったらエアコンを稼働」「毎朝7時になったら照明とテレビを同時にON」「家から300mの範囲まで近づいたらお湯はりスタート」など、自動設定も可能で、「Amazon Echo」や「Google Home」などのスマートスピーカーと連携させれば、声でのコントロールも可能となる。

 窓はYKKap「エコ内窓 Biew」を採用した二重にすることで、室内の防音・断熱対策を実施。空調負荷を軽減し、断熱性能による省エネ効果が期待できるとしている。さらに、複層ガラスに「ソノグラス」を採用した「防音合わせガラス」を導入することで、遮音性、防犯性、断熱効果に配慮した。

 共用部のラウンジにはコンセントとWi-Fiを完備し、リモートワークなどの利用も想定している。また、駐車場設置台数の20%に「EV充電器」を設置。運用にはYourStandのアプリおよび管理システムを導入し、利用時間に応じた課金制度を設ける。

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