株式会社ウェザーニューズは、「オリオン座流星群」の見頃とされる10月21日夜〜22日明け方の全国の天気傾向を発表した。高気圧が日本の東に離れるが、東日本や東北地方の太平洋側では晴れ、流星観測に問題ない空模様になるという。
高気圧の勢力のはずれにあたる西日本は薄雲が広がるため、晴れ間を狙って観測することになる。中国地方はその中でも雲が厚くなるという。また、北海道の道北などは、低気圧や前線の影響で雲が厚くなり、流星観測は難しいと予想される。21日夜には、ウェザーニュースYouTubeチャンネルでライブ配信も行われる予定だ。
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ウェザーニュースのライブ配信
オリオン座流星群とは、毎年10月21日頃に活動のピークを迎える流星群。ゴールデンウィークに活動のピークを迎えるみずがめ座η（エータ）流星群と同じく、ハレー彗星を母天体とする。
出現ピークがなだらかな流星群のため、極大日である22日（未明～明け方が最大の見頃）以外の数日間も観測チャンスがあり。今夜の観測が難しい場合は、明日以降も流星観測が楽しめるという。
流星は放射点（流れ星が飛び出してくるように見える天球上の点）が空に昇ってくる21時頃から流れ始め、真夜中ほど放射点が高く昇るため観察に適しているとしている。
