新しいiPhoneを手に入れたんですよ
新しいiPhoneが欲しいが20万する(iPhone14Pro 512GB)
そんな物をポケットに入れて持ち歩いたり、トイレに持っていったりするのか…。恐ろしい。
だったらもう20万をそのまま持ち歩いたらどうだろう。
これがおれのiPhone14だ。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)
前の記事:手当たり次第に厚みを測ってやろう(デジタルリマスター)
> 個人サイト webやぎの目
銀行で20万おろしてiPhone14にした
土台はいつものアマゾンの箱に入ってるおまけのダンボール板。
この20万のiPhone、20万だけあって持ち歩くだけでもなかなか緊張する。
いやいやだめだ。日本の治安が良くてもこれはだめだ。そんなことをする僕もだめだ。
会社にて
すっかりiPhone14か20万か分からなくなっているが、新しいiPhoneは20万もするという話だった。
電話が終わってiPhoneを見ると…
例えば20万のテレビを買ったら顔をぴったりくっつけて汗をつけたりしないだろう。だけどiPhoneはするのだ。自分たちの行為の異常性が浮き彫りになった。
カフェのテーブルに置けるか
カフェで人と話しているとき、無防備にスマホをテーブルの上に置いている。このiPhoneでそれができるだろうか。想像しただけで緊張するがカフェに行ってみよう。
会社での「得体のしれないやつ」のステータスが爆上がりしたのを感じた瞬間である。
不思議なことにかばんから手が離れない。ソイラテを頼みに行きたいのだが…。
「いいね、これなら。とられてもいいし」とするっと出た本音が我ながらひどかった。
20枚あるかどうかずっと気になるのでSNS中毒の対策にはなる。20万のiPhone。
iPhoneのかわりに20万を持ち歩いて見えてきたことは、なかなかのストレスであるということだった。そして新しいiPhoneが欲しい気持ちは変わってない。欲しい。