コスパ抜群アクションカメラ「Osmo Action 3」のバッテリー性能を徹底検証、高画質&長時間撮影にも耐えられるか?

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4K・120fpsでのムービー撮影に対応した4万円台で買えるアクションカメラ「Osmo Action 3」は、比較的安価な価格ながら強力なブレ補正機能を備えています。そんなOsmo Action 3の公式サイトでは長時間撮影可能なバッテリーを搭載していることもアピールされていたので、実際にムービーを撮影してバッテリー持続時間を確認してみました。

Osmo Action 3 – 挑み続ける、自らの限界へ – DJI
https://www.dji.com/jp/osmo-action-3

Osmo Action 3では、撮影解像度やフレームレートを個別に設定可能で、最大で4K・120fpsのムービーを撮影可能です。そこで、4K・120fpsでムービーを撮影しつつ、室温24度の部屋にOsmo Action 3を静置して連続撮影時間を検証してみました。


検証の結果、撮影開始から約43分経過した時点でバッテリーが切れる前に高温による強制終了が発動しました。また、強制終了が発動した際の温度を赤外線サーモグラフィーで計測したところ、レンズの周辺が64.7度まで上昇しており、触れるとかなり熱く感じました。強制終了までの撮影していたデータは正常に保存されていたものの、機体が冷えるまで撮影を再開できなかったので4K・120fpsムービーを撮影する際は長時間の連続撮影は控えるのがオススメです。


次に、撮影設定を4K・60fpsに変更し、市販のベースマウントに取り付けた上で胸部に装着して、気温約20度の山を上りながらバッテリーが切れるまで撮影してみました。


実際に撮影したムービーは以下。66分にわたって撮影し続けることができました。

カメラのバッテリーが切れるまでひたすら登山【4K・60fps】【作業用ムービー】 – YouTube
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検証の結果、4K・60fpsという撮影設定なら約1時間の連続撮影が可能なことが分かりました。Osmo Action 3には合計3個のバッテリーとバッテリー充電ケースが付属したモデル「アドベンチャーコンボ」も用意されており、バッテリーを交換することで最大3時間前後の4K・60fpsムービーを撮影可能な計算です。


なお、Osmo Action 3と同時期に発売したアクションカメラ「GoPro HERO11 Black」で同様の設定で登山ムービーを撮影した結果、64分間というOsmo Action 3とほぼ同等のバッテリー持続時間を記録しました。GoPro HERO11 Blackのバッテリーの詳細は以下の記事で確認できます。

GoPro HERO11 Blackで4K・60fpsムービーを撮影しまくってバッテリー持続時間を徹底検証してみた – GIGAZINE


Osmo Action 3は、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込4万7783円で販売されています。また、交換用バッテリーや充電ケースが含まれるOsmo Action 3 アドベンチャーコンボは、公式オンラインストアで税込6万6000円で販売されています。

Amazon.co.jp: 【国内正規品】Osmo Action 3 スタンダードコンボ – 超広角FOV、HorizonSteady、耐寒性、長時間駆動、クイックリリース垂直マウント、水深16 m防水、デュアル タッチスクリーンなどの機能を搭載した4Kアクションカメラ : 家電&カメラ


Osmo Action 3 アドベンチャーコンボ – DJI Store
https://store.dji.com/jp/product/osmo-action-3?vid=120471


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