最強広告ブロッカー「280blocker」は通信量の消費を何分の一にしてくれるのか検証してみた

GIGAZINE
2022年03月15日 09時00分
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iPhoneの通信量をチェックした時、「動画を見まくったわけでもないのに、なんでこんなにモバイルデータを使ってしまってるんだろう?」と思ったことがある人は多いはず。テキストが中心のニュースサイトやブログでも、カラフルな画像やアニメーションを使った広告が掲載されていると、自分で広告を見たいと思ったわけでもないのに通信量が浪費されてしまいます。

App Storeの有料アプリランキングで3年連続1位を獲得した最強の広告ブロッカーこと「280blocker」を使うと、単に主張が激しくてうっとうしい広告を全部消してサイトを見やすくできるだけでなく、通信量も大幅に節約することが可能です。実際にどれくらい通信量を減らす威力があるのか、広告まみれのサイトを閲覧しまくって検証してみました。

「280blocker : コンテンツブロッカー280」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id1071235820

・目次
◆1.「280blocker」の導入方法
◆2.検証①:ポータルサイト「楽天Infoseek」
◆3.検証②:ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」
◆4.検証③:ゲーム系ニュースサイト
◆5.検証④:まとめブログ
◆6.検証⑤:人気ブログ
◆7.ブラウザでYouTubeを見るとどのくらい通信量を節約できるのか?
◆8.アプリ内広告も消せる「280blocker」の威力をチェック
◆9.結果のまとめ

◆1.「280blocker」の導入方法
280blockerは価格が税込500円の有料アプリです。無料の広告ブロッカーアプリの場合、自分でフィルターやルールを設定しなければならないことがあるほか、有料の場合はサブスクリプションに加入してお金を払い続けなければならないケースもありますが、買い切り型の280blockerはワンコインで使えて設定も簡単です。さっそく赤枠のボタンをタップしてインストールしていきます。


「支払い」をタップして決済します。


「開く」をタップ。


インストールされた280blockerが起動します。


280blockerの設定は、最初の画面にある「広告をブロック」「SNSアイコンを非表示」「最新の広告への対応」をオンにするだけでOKです。


続いて、iOS側の設定をしていきます。まず、「設定」を開いてから少しスクロールして「Safari」をタップ。


「機能拡張」をタップします。


あとは、280blockerのスライドボタンをオンにすれば準備完了です。


今回は、広告をブロックすることで通信量がどう変化するかを見ていきますが、280blockerにはSafari以外のアプリの広告をシャットアウトしたり、Facebookピクセルなどの追跡を無効化させたりする機能もあります。一体どんな機能なのかは、以下の記事を読むとよく分かります。

広告完全シャットアウトでiPhoneのブラウジングがめちゃくちゃ快適&通信量も大幅に節約可能な最強ブロッカー「280blocker」の威力を試してみた – GIGAZINE


◆2.検証①:ポータルサイト「楽天Infoseek」
さっそく、どれだけ通信量を節約できるかの確認をしてみます。検証には、「My Data Manager」というアプリを使用。280blockerをインストールしていないiPhone 13(左)と280blockerをインストールしたiPhone 13 Pro(右)とで同じサイトに10回アクセスして通信量を比較していきます。


はじめに、ポータルサイトの楽天Infoseekを見てみるとこんな感じ。280blockerなし(左)には大きめの画像広告が掲載されていますが、280blockerあり(右)では広告がなくなってすっきりしています。


楽天Infoseekは、今回検証した中ではかなり広告が控えめなサイトでしたが、それでも広告がある場合は8.5MBなのに対して広告がない場合は1.3MBと通信量が約6分の1になりました。


◆3.検証②:ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」
比較のため、楽天Infoseekと同様にポータルサイトとして有名なYahoo! JAPANのトップページにアクセスしたのが以下。280blockerがない場合は公式アプリのインストールを促す広告がついているほか、新型コロナウイルス対策を喚起する政府広報のムービーなどの動画広告も流れました。一方、広告をブロックしていると記事だけが表示されます。


また、280blockerを使っていないと画面を半分ほどを占有するゲームアプリの動画広告が記事の見出しと見出しの間に挿入されていることも。


トップページの長さを比較すると、かなり長さに差が出ていることがわかります。これにより、いろいろな記事を見ようと思うと、広告スペースがある分だけ余計にスクロールしなければならなくなります。


そして、通信量を比較したのが以下。広告をブロックしない場合の通信量は21MBですが、280blockerありだと通信量は1.8MBと10分の1以下にまで圧縮されました。


◆4.検証③:ゲーム系ニュースサイト
続いて、ゲーム系ニュースサイトにアクセスしてみるとこんな感じ。280blockerなしだとトップページに大きめの広告が表示されているほか、その下にはバナー広告のスペースもありました。一方、280blockerを使っていると広告スペースが空白になっています。そのため、ページ全体の長さはそれほど差がありません。


このサイトの検証結果が以下。動画広告がなく、大きめの画像広告も毎回同じでキャッシュから読み込まれた可能性が高いこともあって、280blockerなしでも3.3MBとかなり通信量は控えめ。しかし、バナー広告が毎回違ったものだったためか、広告をブロックすることにより1.6MBと半分以下まで通信量が圧縮されました。


◆5.検証④:まとめブログ
次に、ネット掲示板などで話題になっているニュースを扱うブログを表示して比べてみました。サイトのバナーの下とサイト本文中の2カ所に広告が表示されているほか、画面下部に居座るスティッキー広告もありますが、いずれも280blockerによってブロックされて記事がバナー直下に表示されるようになりました。ただし、サイトがピックアップした「人気記事(青枠)」も巻き添えで消えてしまっています。


トップページの長さを比較すると、2画面分ほどの長さの差が出ていました。


実際に10回トップページを表示させてみたところ、280blockerを使わない場合は19MBだったのに対して使った場合が1MBと、実に19分の1になりました。広告の内、特にスティッキー広告はアニメーションが使われた派手なものだったので、これがかなり通信量を圧迫した可能性があります。


◆6.検証⑤:人気ブログ
次に、上記のニュースブログのブログサービスが集計している人気ランキングで1位のブログを閲覧したのが以下。このサイトの下部にもスティッキー広告があるほか、トップページに通販サイトの商品が並んだアフィリエイト広告が大きく掲載されています。


このサイトで検証をしたところ、広告をブロックしない場合の通信量が19MBだったのに対し、280blockerを使うと2.1MBまで通信量が削減されていました。


◆7.ブラウザでYouTubeを見るとどのくらい通信量を節約できるのか?
参考までに、本来のコンテンツ自体の通信量も大きいYouTubeをチェックしてみました。280blockerはアプリ内広告も消すことができますが、YouTubeアプリは対象外。しかし、280blockerを導入したSafariからYouTubeにアクセスすると、スキップするまでCMの視聴を強要される動画広告や、関連動画と紛らわしい画像広告をブロックすることができます。


動画広告が始まった場合は最速でスキップし、本来の動画が始まった瞬間に更新する方法で検証しました。その結果、280blockerなしだと21MB、ありだと17MBでした。動画広告もYouTubeのムービーも容量が大きいためそれほど差が出ませんでしたが、画像広告をブロックしたことで4MB節約できました。


◆8.アプリ内広告も消せる「280blocker」の威力をチェック
最後に、280blockerでアプリ内広告をブロックした場合の効果を調べるべく、アプリ起動後に全画面広告が出るアプリで検証をしてみました。検証は、起動してからホーム画面に全画面広告が出るまで待ち、その後タスクキルをしてまた起動するという操作を10回繰り返す方法で行っています。


その結果、広告が出る場合は35MB、280blockerを使う場合は12MBと、通信量がほぼ3分の1になりました。


◆9.検証結果まとめ
上記の検証結果を表にしたのが以下。減少量は「280blockerなしの通信量」から「280blockerありの通信量」を引いて求め、減少率は減少量を「280blockerなしの通信量」で割った数字の百分率を使っています。全体的に、映像が流れる動画広告や、アニメーションを使用したスティッキー広告をブロックすることで通信量を激減させられるという、順当な結果となりました。

サイト 280blockerなしの通信量 280blockerありの通信量 減少量 減少率
楽天Infoseek 8.5MB 1.3MB 7.2MB 85%
Yahoo! JAPAN 21MB 1.8MB 19.2MB 91%
ゲーム系ニュースサイト 3.3MB 1.6MB 1.7MB 52%
まとめブログ 19MB 1MB 18MB 95%
人気ブログ 19MB 2.1MB 16.9MB 89%
上記5つの小計 70.8MB 7.8MB 63MB 89%
YouTube(参考) 21MB 17MB 4MB 19%
アプリ内広告(参考) 35MB 12MB 23MB 66%
上記2つの小計 56MB 29MB 27MB 48%
総計 126.8MB 36.8MB 90MB 71%


今回の検証の結果、280blockerで広告をブロックすると頻繁にアクセスするサイトの通信量を約90%カット、つまりほぼ10分の1にできる可能性があることが分かりました。チェックしたサイト数が5つでアクセス回数が各10回と決して多くないほか、iOSのバックグラウンド通信も集計されているので「どんな場合でも通信量を10分の1にできる」というわけではありませんが、かなりの効果が期待できるのは確かだと言えそうです。

「280blocker : コンテンツブロッカー280」をApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/id1071235820


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