今日は木星が太陽と正反対の「衝」の位置に入る日。
9月26日の11時20分ごろには地球から約5億9130万kmの地点まで大接近し、27日4時ごろには太陽と180度逆の「衝」の位置にきて、とても観測しやすくなっています。
木星の接近距離:2022年9月26日11時20分頃には地球‐木星間距離が約3.953天文単位(5億9130万km)に(27日04時頃には地球から見て、太陽の方向と180度反対方向(黄経差180度)に木星が来る「衝」の位置に)視直径は49.9秒角、明るさはマイナス2.9等。(続く)
— 山田陽志郎 Yoshiro Yamada (@sinus_iridium) September 25, 2022
木星は太陽系最大の惑星で、直径は地球の11倍、地球が1300個分以上入るほどの容積があります。
気体(ガス)でありながら、目まぐるしく回る姿は酔っ払いのようでもあり、Webでは「早く帰んなよ」というかわいい比較図が拡散中です。
Go home Jupiter, you’re drunk @physicsJpic.twitter.com/oTr5n5sSA4
— Trendy Disco Ben (@foxhandybread) September 23, 2022
13カ月おきに巡ってくる星ではありますが、地球にこれだけ近づくのは1963年以来59年ぶりのことで、これを見逃すと、あと107年はこの距離で観測できないのだそうですよ? 107年後じゃちょっと無理っぽい…!
Tomorrow, an incredibly rare, once-in-a-lifetime astronomical event is happening! Jupiter will be its closest to Earth since 1963! Along with opposition, it’ll be SO bright, you’ll be able to see its bands and some moons just with binoculars!
This won’t happen again until 2129! pic.twitter.com/F3lD1Sknmo— Jasmine 🌌🔭 (@astro_jaz) September 25, 2022
NASAは「今晩なら双眼鏡でも観測できるよ!」と発表しています。運が良ければ縞と衛星も見えるみたい。
もし晴れていたら、空を見上げてみませんか?