デカくともゲーミング。
BenQが、新しいゲーミングディスプレイ「EX480UZ」を東京ゲームショウ2022にてお披露目しました。まず最初に言わせてください。
デカァァァイッ、説明不要!!
嘘です、説明します。「EX480UZ」は4K120Hzのゲーミングスペックでありつつ、BenQのゲーミングブランドMOBIUZとしては初めて有機ELを採用したディスプレイ。そして何より、48インチの大画面が持ち味。だって48インチとか、もはや大型テレビの領域ですよ…。
最近はゲーミングを意識した40インチ台の有機ELテレビってジャンルが出始めましたが、あちらが大きなテレビを小さくしているのなら、「EX480UZ」はPCディスプレイを引き伸ばすような考え方といえるかも。これをデスクに置いてゲームや作業にどうぞってんだから、作業スペースのリッチさたるや。
デカイけども薄い。最薄部は4mmだそうで、かなりテレビみがある。
一方で端子類の豊富さはPCディスプレイとしての性格が出てる。ノートPCへの給電も可能。
足の内側にはMOBIUZのキーカラーでもあるオレンジのアクセントが。
ディスプレイ下部にはスピーカーが内蔵。前面向きに左右5W×2基と、中央部分には下向きに10Wのサブウーファーが1基配置されてます。かなり迫力がある音でしたね、『ELDEN RING』のSEがズシンと聞こえました(レーシングやFPS、シネマ向けなどの音質調整も可能)。
背面デザインはMOBIUZらしいX型のラインがあしらってあります。
電源部分は端子の反対側に。
画質や音質などの設定はリモコンから操作可能。PCディスプレイなので本体右下に操作ボタンもありますが、48インチの大画面ディスプレイをカチカチと操作する感覚は、まるで巨人のからだをまさぐるかのごとき不思議な感覚でしたね…。
大画面onデスクからしか摂取できない栄養素
圧巻、その一言に付きます。「48インチなんて仕事でも使い切れないのでは?」と言われれば、僕もそう思う。でも、たとえば付箋的にたまに見たい情報を画面端に寄せておくとか、使い方次第では重宝しそうなんですよね。一方でゲーム用途として使うなら、もう没入感モンスター間違いなし。
「EX480UZ」は、2022年秋冬発売予定。スタッフさんによると、希望小売価格は20万円台後半になるかもとうかがいました。ソニーやLGの42インチ有機ELテレビもそのあたりの価格帯だし、40インチ級ディスプレイの面白い棲み分けができるかも?
Source: BenQ
Photos: ヤマダユウス型