Counterpoint Technology Market Researchは、世界スマートウォッチ市場に関する調査結果を発表した。2022年第2四半期の出荷台数は、前年同期に比べ13%増えたという。
世界的なインフレと政情不安の状況でありながら、事前予測に反して出荷は比較的好調だった。ただし、中国市場は予想どおり減速し、華為技術(ファーウェイ)や小天才(Imoo)、Amazfitなどの主だった現地ブランドは軒並み低迷した。
それに対し、インドの出荷台数は前年同期比347%増と大きく拡大し、中国を抜いて地域別シェア2位に上昇した。Fire-BolttやNoiseといった現地ブランドの好調が牽引したそうだ。
出荷台数ベースの地域別シェアは以下のとおり。括弧内は前年同期のシェア。
- 北米:26%(31%)
- インド:22%(6%)
- 中国:21%(26%)
- その他:31%(38%)
出荷台数ベースの地域別シェア(出典:Counterpoint)
ベンダー別のシェアは以下のとおり。括弧内は前年同期のシェア。
- Apple:29.3%(30.6%)
- サムスン電子:9.2%(7.4%)
- ファーウェイ:6.8%(9.0%)
- Fire-Boltt:6.3%(ランク外)
- Noise:5.9%(ランク外)
- シャオミ:4.3%(4.4%)
- Garmin:4.3%(5.5%)
- Amazfit:4.1%(5.2%)
出荷台数ベースのベンダー別シェア(出典:Counterpoint)