2022年8月25日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、主人公の妹・歌子(上白石萌歌さん)の言動をめぐりツッコミの声が相次いでいる。
「なんでだましたの?」
沖縄の本土復帰50年に合わせて放送されている今作。本島北部「やんばる地域」出身の主人公・暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけ、料理人として成長する姿を描いている。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
智(前田公輝さん)は、レコード歌手を夢見る歌子のため、得意先である居酒屋の店主に頼み込んで客の前で歌う機会を設けてもらう一方で、歌子には知り合いが三線を弾ける人を探しているとウソの説明をする。当日、歌子は緊張でうまく歌えず、逃げるように退散。店主から「話が違う」「うちはこの人(智)からタダでもいいから歌わせてほしいって頼まれて」と激怒され、歌子は智にウソをつかれていたことに気が付く。
帰宅後、智に対し「なんでだましたの? うちに同情したから?」と怒りをぶつけると、智は「俺はただ、歌子を応援したかっただけさ」と弁解。しかし、腹の虫が治まらない歌子は「暢ネーネー(暢子)の妹だから? 智ニーニーは今でも暢ネーネーのことが好きで、うちは暢ネーネーの妹だから?」と智がまだ暢子に未練があるから自分に優しくしてくれるのではないかと問う。すると智は、もう未練はないことを断言した上で「歌子の唄が好きだから」と純粋に応援したいという気持ちからウソをついてしまったことを明かすのだった。