2022年8月22日のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」放送後、三郎(片岡鶴太郎さん)の妻・多江を演じる俳優・長野里美さんがツイッターに投稿した内容をめぐり、視聴者から戸惑いの声があがっている。
「上の子がお腹にいるときは」
沖縄の本土復帰50年に合わせて放送されている今作。本島北部「やんばる地域」出身の主人公・暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけ、現在は東京銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で料理人として成長する姿を描いている。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
暢子は、「フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子さん)に「お店をオープンして半年ぐらいでお母さんになりますが、仕事も育児も両立して頑張ります」と妊娠を報告する。だが、房子は暢子の体を心配し、「延期。お店のオープンは延期しなさい」とまずは出産を優先すべきだと主張する。
暢子が三郎と多江に相談すると、多江は「私も両立できると思ってたの。上の子がお腹にいるときは戦争の真っ最中。この人(三郎)が出征して、代わりに家業を切り盛りして、現場にも出て…」と自らの経験を告白。夫妻が「暢子ちゃんがやりたいというなら、仕事との両立を応援する」と暢子の気持ちを尊重すると、暢子は安心したようにお礼を言う。