ジャンボ! チャオスだよ。今日はポテトじゃなくて、ちょっと「それホントに?」ってウワサを耳にしたんで、実際に行ってみることにしたんだ。そのウワサとは、「牛の頭を食べられる」って話。
そこは店というより「道路の脇にある調理場」だった。鍋がグツグツと煮えたぎり、またすぐそばを猫がシタシタと闊歩(かっぽ)していた。店の主人に、何をどう作っているのかと聞いてみたところ──
主人「まず、牛の頭を買ってくる。それを直接火にかけて、体毛をすべて燃やしとる。その後、頭を2つに切って、お湯でコゲと体毛を洗い流したあと、2つの部分をナベに入れて4時間グツグツと煮込む。
人が食べられるくらい柔らかくなったら、それらを細かくカット。そして、皿に盛ってそれらを売る。量によって値段が違って、一番安いのは1皿30kes。一番多くて1皿100kes。どのサイズにする?」
──とのこと。
オレは50kes(約50円)の皿を注文し、それをつまようじで刺しながら食べた。それは、とっっっても苦かった。が、すぐそばで店主が立って私のことを見守っていたので、残すことができなかった。
食べ終えてから5時間後、オレの胃はグーッと音を立てていた。トイレに行ったとき、一度大きな下痢があり、数時間後には治まった。薬は飲まなかったが、たくさんの水を飲んだ。ハードだった。クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.