“家そば沼” にハマってから、毎日が楽しい。まず、「今日はどの蕎麦を食べよう」と朝から作戦立てるのが楽しい。もちろん食べる時も楽しいし、未踏のスーパーの「乾麺コーナー」に行くのもまた楽しいのだ。
ある日のこと。隣町のピーコックストアの乾麺コーナーに行ってみると……知らないやつ! 知らないやつ! 初見の乾そばだらけで大興奮!! それはもうすべてが宝に見えて……。特に、黄金色した今回の蕎麦は、とりわけ光り輝いて見えたのである。それはまるで、後光が差しているように。
蕎麦の名前は『蔵王の銀領そば』。すぐ横に「山形〜」と書いてあるが、達筆すぎて読めなかった。ちなみに価格は税込278円で、内容量は2人前の200g。この量、美味そうに感じちゃうんだよなぁ。それではさっそくまいりましょう〜!
デカい鍋にたっぷりのお湯を沸かし……
6〜7分茹でたら……
ハイ完成。
して、そのお味は──
ほほお。新食感。コシが強いというかモッチモチ。とにかく弾力がスゴイ。なかなかにウマくて岩塩も登場。ただ、あまり蕎麦の味がしなかったのが惜しい。もう少し蕎麦蕎麦しててもよかったのでは、と感じた次第。
「家そば」か「外そば」かで言えば、まあ外である。しかし爆裂ホームランではない。ヒットだ。2塁打か……と思ったが結局は1塁打になった的な。パッケージや商品名の神々しさに期待しすぎたってのもある。しかし、食べてみたら普通だった。神かと思ったら人間だった。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24