看板の一番下にいるこいつが馬車道マーク
馬車道商店街といえば明治期に日本の玄関口として栄えた横浜港の側に位置し、日本で初めての馬車乗合やアイスクリーム販売が行われるなど歴史ある商店街である。
そんな馬車道商店街に行ったら探してほしいのが商店街のシンボルマークになっている「馬車道マーク」だ。
1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー)
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いたるところに馬車道マーク
馬車道商店街はJR関内駅からみなとみらい線馬車道駅の間をつなぐ500mほどの商店街である。
この商店街のシンボルマークとなっているのが馬車道マークだ。
アーチや街灯だけでなく商店街の公共物にはだいたいこのマークが印されており、さすが名のある商店街は街の統一感を出すためにこだわっているなと伝わってくる。
まぁこんな風に商店街の公共物全体に共通のマークを入れるのはそれなりの商店街であればよく見かける光景だろう。
馬車道商店街がすごいのはここからだ。このマークがお店の看板にも入ってしまうのだ。一気に見ていこう。
調べてみると商店街の規約としてビルの壁面に張り出した看板を取り付ける場合、一番下に馬車道マークを入れなければいけないという決まりがあるようだ。参照:馬車道まちづくり協定書
それでも何の説明もなくこんなにたくさんマークが散りばめられているとなにやらフリーメイソン的な秘密結社の匂いを感じてしまう。馬車道商店街に訪れた際にはあなただけの秘密のマークをぜひ見つけてほしい。