炎天下でのゲーム、人もゲーム機もダメになっちゃう。
最近暑すぎませんか? 8月の夏本番になったらどうなることか…と心配しているのは私たちだけではありません。ゲーム会社も同じく気温上昇でゲーム機がダメになってしまうんではないかと心配しています。特にヨーロッパでは歴史的な暑さを連日記録していて、ゲーム会社のValveはカスタマーに対して手に持つタイプのコンソールが熱くなりすぎると止まったり遅くなってしまう恐れがあると注意を促しています。Valve社はTwitterで、携帯ゲーム機のSteam Deckは通常0度から35度でプレイするようにと警告。内蔵されているクーリングシステムがそれ以上の温度の場合機能せず、故障を防ぐためにガジェットの動きが遅くなるようになっているとのこと。
For our friends in the midst of a heatwave, a quick note about Steam Deck in high temperatures. Steam Deck performs at its best in ambient temperatures between 0° and 35° C. If the temperature gets higher than this, Steam Deck may start to throttle performance to protect itself.
— Steam Deck (@OnDeck) July 19, 2022
Steam Deckの内蔵チップの温度は100度まで上がるとパフォーマンスの縮小が開始され、さらに5度上がって105度になるとシャットダウンするようになっているとのこと。これはSteam Deckに限らずどんなガジェットであっても内部の温度が一定まで達するとシャットダウンする仕組みになっています。身近な例で言うとスマホをサウナに持ち込んだり、暑い車内のダッシュボードの上に置きっぱなしにすると勝手に電源が落ちてしまうのですが、ゲーム機と同じです。
ガジェットがシャットダウンする理由は、そうすることで熱からシリコン部分に損傷を受けることを防げるのです。まずはパフォーマンスが遅くなっていきそのあとシャットダウンするのですが、ガジェットが熱くなって動きが遅くなった時点でプレイを中断してやめることをお勧めします。まだ動くからといって続けているとさらに内部が加熱されてシャットダウンとなりますが、と同時に壊れてしまう恐れもあるからです。
先週にはValve同様、任天堂もNintendo Switchを気温の高い場所で使用すると本体の温度が高くなる可能性があるとツイートしていました。
気温が高い場所でNintendo Switchを使用すると、本体の温度が高くなる場合があります。5~35℃の場所で使用してください。
また、吸気口や排気口がふさがれていると、本体の温度が高くなる場合があります。吸気口や排気口まわりの風通しを良くしてください。 https://t.co/bgS883YDWXpic.twitter.com/0c86fcgxnV
— 任天堂サポート (@nintendo_cs) July 11, 2022
野外の炎天下でゲームをすることは、ゲーム機にもゲームをする本人にもめちゃくちゃ負荷のかかることなので、できるだけ涼しい場所でゲームしましょう!