獲~れ獲れ、ピ~チピチかに料理~♪ でお馴染み、かに料理専門店の「かに道楽」。おそらく店の名前は誰でも知っているはず。だが! お店を利用したことがある人は少ないはずだ。私(佐藤)もその1人!
ってことで、人生で初めてかに道楽に行ってみたら、かに過ぎる! 何もかもがかに過ぎた!! さすがかに道楽ッ!!
・いつも素通りしていた
かに道楽は大阪・道頓堀本店が発祥の地である。あのデカいかにの看板を見たことある人も多いのでは。もちろん私も見たことがある。東京にも8店舗存在しており、新宿にも大阪と同じく巨大がにが掲げられている。
今まで、あのかにの前を何度素通りしてきただろうか? 今日は素通りしないぞ! ついにあのかにの元へ行くぞ! 意を決して新宿本店へと入った。
ちなみに現在(2022年7月4日)、電力需要ひっ迫の影響でお店は節電中。かにはピクリとも動いていなかった。
・アラカルトで注文
新宿本店はテアトルビルの7・8階の2フロアにある。受付の8階に行くと座敷の席へと通された。「突き当りの右のお席をご利用ください」と言われて、席に行こうとすると……。
熊がいる! 推定体長1メートルの鮭喰熊だ。でけえ……。席にたどり着くまでの間には巨大な北前船の模型もあったな。さすがかに道楽だ、ただのかに専門店ではないな。
メニューを見てみると、「特別会席フェア」の内容がすごい! ズワイかに炭火焼きだってーー!!
なんて魅力的なメニューなんだろうか。炭火焼きもかにしゃぶも興味はあるけど、今日はもっと気軽に食事したい気分なんだよなあ。
「お昼のかに御膳」ってのもあるな。こっちの方がリーズナブル、品数も多くて満足度が高そうだ。
考えに考えた末、今回はアラカルトで注文することにした。かにサラダ(税別2200円)、かにグラタン(税別1500円)、それにかに寿司の盛り合わせ(税別2100円)の3品を頼んだ。結局、お昼のかに御膳よりも高くついたけど、まあいいか。グラタンを食べてみたかったんだよ。
・かに専門店ならでは
注文を終えると、箸や取り皿と一緒におしぼりが出てきた。あれ? 着席した時にもおしぼりもらったんだけどなあ。後から出てきた方は「食事用」とのこと。ってことは、最初のおしぼりはウェルカムドリンクならぬ、「ウェルカムおしぼり」かな?
箸にも何か見慣れないものが……。つまようじにしては長すぎるな。
これはつまようじではなく、かにの身を取るヤツだった。さすがかに道楽!
箸置きもかに! まるでディズニーランドの隠れミッキーみたいに、箸の下に潜んでいるところがかにっぽい。
・サラダとグラタン
最初に出てきたのはかにサラダ。ドレッシングは和風・柑橘系・かに味噌の3種から選べる。当然かに味噌ドレッシングにするでしょ!
もしやこれはカニカマ? と思ったのは、私が貧乏性のせいだ。カニカマな訳がない! だってここは、かに道楽だもの!
かにの身にかに味噌ぶっかけてレタスと一緒に頬張ると、口の中がかに! あま~い!! これほどまでに、かにを満喫できるサラダに私は出会ったことがないぞ。かにだ! さすがかに道楽!!
そして次はコレ! かにの器に入っているのは……。
かに爪入りのかにグラタンです!
かに道楽は和食のイメージが強いけど洋食もバッチリいけてる! ホワイトソースにはほぐし身が隠されており、それを探りながら食べるのが楽しい。ホックリとした爪の身もバツグンのウマさである!
・寿司のバランが……
そして3品目がかに寿司の盛り合わせ! 金色の重箱に入っててめっちゃゴージャス!! かに太巻き・かにばってら・かにきゅうり巻き・かに味噌にぎり・かににぎりの全5種8貫である。
もはや説明するまでもない。ウマい! 全部ウマいんだ!
先の2品でかにの味を楽しんだのに、寿司はその美味しさを軽々と超えている。刺身や焼きかに・しゃぶしゃぶ・天ぷら・から揚げなど、このほかのメニューはさらなる美味しさのポテンシャルを持っているのだろうか? かにの可能性は無限大ィイイイイイ! それを引き出すかに道楽はさすがだ!
何よりも私が驚いたのは、寿司についていたバランである。
ご覧あれ、かに道楽のバランはコレだ!
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かにーーーーー!!!!
悲しそうな口をしてるじゃないか! 顔文字の「(´Д`)」みたいになってるぞ。せめて笑顔のかににしておいて欲しかった!
ってな訳で、とことんかに料理を追求したかに専門店、それがかに道楽だ。機会があれば、1度利用して、その奥深きかに世界を知っていただきたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 かに道楽新宿本店
住所 東京都新宿区新宿3-14-20 テアトルビル8F
時間 11:30~23:00(L.O 22:30)
定休日 大晦日