10年前、サムスンが折りたたみ式スマートフォンの予告を公開しました。それは、まるでSF映画に出てくるようなものでした。そして、予告されたスマートフォンは、実際に発売されました。つまりスマートフォンは日々進化しているということです。
今回はウェブ上の企業の文書や研究情報、出願した特許を元に、未来の注目するべきスマートフォン7選を、海外YouTubeチャンネル「Mrwhosetheboss」が紹介しています。
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*Category:テクノロジー Technology|*Source:Mrwhosetheboss,OPPO,vivo,,Technizo Concept
サムスンの「透明の素材でできているスマホ」や、vivoの「ドローンを搭載しているスマホ」とは?
スマートフォンはこれからどのように進化をしていくのでしょうか。
◇ 【1】OPPOの折りたたみ式スマートフォン
OPPOは新たに折りたたみ式スマートフォンを開発していると噂されています。このスマートフォンは一見、ただの折りたたみ式に見えます。しかし、このスマートフォンには、曲がる箇所が8つもあり、ユーザーはその中の好きなところでスマートフォンを曲げることができます。
そして、折り込んで一番小さくすると、クレジットカードのような大きさになります。また、インカメラを自分の方に向けてスマートフォンを広げると、自撮りをすることも可能です。
そして、完全に広げると、なんと3つの作業を同時に行えるほどの広さになります。
ディスプレイは柔軟に曲がりますが、バッテリーは曲がりません。そのためバッテリーは8つに分けられるようです。OPPOの考えているスマートフォンは、数年後に市場に出てくる可能性が十分にあると思います。
◇ 【2】ディスプレイの側面が大きく曲がったスマートフォン
HUAWEIは、ディスプレイが湾曲したスマートフォンを製造しているようです。HUAWEIのフラッグシップモデルは、もともとは完全にフラットでした。しかし、それを曲面化したのです。そして、ウォーターフォールディスプレイ技術により、超曲面ディスプレイを実現しました。
そして今、HUAWEIは、270度も曲がる曲線ディスプレイを搭載したスマートフォンを製造しているようです。また、このディスプレイは、途中で途切れていないことも特徴です。 この技術はArcディスプレイと呼ばれています。
このコンセプトには大きな可能性があります。正しい品質の振動モーターを使えば、物理的なボタンの感覚をデジタルボタンで再現できます。当然、メディアやボリュームのコントロールも可能です。
また、ゲームをしているとき、携帯電話をスタンバイさせたまま、通知を受けることができます。デジタルボタンの利点は、状況に応じてボタンの機能を変えることができるところです。HUAWEIは「痒いところに手が届く」ような製品作りを目指しています。
◇ 【3】サムスンが製造する透明のスマートフォン
サムスンは透明なスマートフォンを作ろうとしています。そのためにサムスンは数年前からたくさんの特許を取得しています。その特許の中には、透明な発光パネルを使って、通常のスクリーンと同じように明るいピクセルを再現する方法が記されています。
そして、サムスンは現在、携帯電話を完全にシースルーにするための中央部を作成しています。つまり、実質的に透明な電池と透明ケーブルを開発しているということです。
このスマートフォンの技術は素晴らしいものです。しかし、売り場でこのスマートフォンを見ることはないでしょう。なぜなら、スマートフォンが透明であっても何もメリットが無いからです。スマートフォンは非常に高価な商品であり、多くの人は信頼できる製品を購入する傾向があります。そのため、多くのギミックがあるスマートフォンは選ばれない可能性が高いです。
また、透明な携帯電話にするためには、バッテリーやカメラのセンサーなどの容量を小さくしなければなりません。そして、本体が透明のため、スマートフォンの取り扱いに今まで以上に注意をする必要があります。
◇ 【4】ドローンを搭載したスマートフォン
vivoは、世界で最も薄いスマートフォンを製造してきました。また、世界初のフルスクリーンスマートフォンを開発しました。そして、世界一の手ぶれ補正機能付きカメラを製造しています。
次はドローンを搭載したスマートフォンを製造しているようです。このスマートフォンは、ボタンを押すと側面から小さなトレーが出てきて、そこから小さなドローンが飛び出します。
このドローンには、カメラが搭載されていてあなたが見たいものを撮影することができます。
このドローンを搭載したスマートフォンの動画は、5,000万回以上も再生されていて、人々がこのアイデアに熱狂していることがわかります。
ただ、ドローンを飛ばすことは本当に必要なのでしょうか。自分の写真を撮るためには、腕を伸ばして、撮影ボタンををクリックするだけで済みます。
そしてドローンを導入すると、新しい問題が生まれます。例えば、ドローンのバッテリーが無くなったり、プロペラが風向きによって動かなくなったり、木に引っかかったりする可能性があります。自分たちの写真を撮って欲しいときは、他の人に撮影を頼んだ方が楽でしょう。