Appleの新型「iPhone 14」シリーズは例年通りであれば、今年9月に発表されます。
「iPhone 14」シリーズの期待できる点や噂について、Appleに詳しいYouTubeチャンネル「Apple Explained」が解説しています。
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*Category:テクノロジー Technology|*Source:Apple Explained ,iDropnews ,@aaple_lab ,iDropnews
「iPhone 14」シリーズは今までと何が変わるのか?
まず「iPhone 14」シリーズでは、miniシリーズが廃止されます。その代わりに、より大きな「MAX」モデルが登場します。
つまり、今後のラインアップは、6.1インチの「iPhone 14」、6.7インチの「14 Max」、6.1インチの「14 Pro」、そして6.7インチの「14 Pro Max」で構成されるということです。
そして、おそらく最も目に付く変化は、ノッチがなくなることです。Appleは、2017年からあるノッチをホールパンチデザインに置き換え、スクリーンスペースを最大化し、外周のベゼルを均一にすると噂されています。
この変更は、おそらく14 Proモデルだけになるようです。14と14 MAXには「iPhone 13」と同じノッチが採用されます。
14 Proモデルのもう1つの大きな変化は、カメラシステムです。新しいカメラは48メガピクセルに対応し、8Kビデオの撮影も可能だと予想されています。この変化によって、ピクセルビニングのような新しい機能を使用できるようになります。
ピクセルビニングとは、カメラのイメージセンサーにある複数の小さなピクセルのデータを統合することで、優れた低照度性能を持つ、12メガピクセルの写真を撮影する機能です。ただし、良好な照明の下で撮影した場合は、代わりに48メガピクセルのフルサイズが使用されます。
また、8Kビデオ撮影は、iPhoneで撮影したビデオをより将来性のあるものにします。なぜなら、8Kディスプレイは普及しつつあるため、拡張現実や複合現実デバイスにiPhoneで撮影した8Kビデオが活用される可能性があるからです。
例えば、Appleが開発しているとされるARヘッドセットなどです。これらの改良により、Proモデルのカメラバンプはさらに厚くなると予想されます。
「iPhone 14」シリーズの本体カラーには、照明条件によって微妙に色合いが変化するライトパープルが採用されると噂されています。
そして、14 Proモデルのフレームは、チタン製になると噂されています。その結果、より強く、より軽い枠組みになります。
なお、指紋認証(Touch ID)復活の噂もありましたが、これについては著名アナリストのミンチー・クオ氏や経済紙記者のマーク・ガーマン氏などが否定しています。
私は以前、iPhoneがディスプレイ下の指紋認証/Touch IDに対応するのは、早くて2023年頃と予測しました。しかし、最新の調査では、2023年と2024年の新しいiPhoneは、アンダーディスプレイのTouch IDを採用しないかもしれないとのことです。iPhoneのマスクを使ったFace IDは、すでに優れた生体認証ソリューションです。
ガーマン氏は以前「AppleはFace IDに注力している」と指摘していました。最近ではアップデートで、マスクありでもiPhoneのロック画面解除が可能になった(iPhone 12以降のモデルのみ対応)ことからも、指紋認証センサーが今後のモデルに搭載される可能性は低いでしょう。