高知県が参加費無料のワーケーションモニター募集、県内のワークスポット体験や地元キーマンとの対話など 羽田/伊丹空港からの交通費などを県が負担

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 高知県は、東京・大阪近郊の企業の人事・ワーケーション企画担当者向けに「高知まるごとワーケーションモニターツアー」を開催する。期間は6月15日~7月15日で、このうちの2泊3日で参加可能。

 コロナ禍を契機としたテレワークの普及や地方暮らしへの関心を高まりを受け、高知県ではテレワークやワーケーションの受け入れ環境の整備に取り組んでいるという。今回のモニターツアーは、同県の関係人口の創出や地域課題の解決に向けた取り組みの一環として行われるもの。

 参加費は無料で、羽田空港または伊丹空港と高知空港との間の往復交通費、および、高知県内での移動と宿泊費は同県が負担する。食事代の一部などは参加者の負担となる。募集人数は48人。

 滞在中は、同県の特性を生かした6つのツアーコースのいずれかに参加する。内容は、県内の古民家やカフェなどのワークスポットを体験する「都市型」、地域の人材育成や地方創生ビジネスを学ぶ「研修型」、地元のキーマンと地域が抱える課題について話し合う「地域課題解決型」、古民家カフェのDIYリノベーションを行う「チームワーク型」、専門の体力測定器を用いながら自身の体力的な課題の解決方法をアドバイスする「専門体力測定型」、県内の環境ビジネスや農業ビジネスを視察する「企業視察型」の6種類。

6つのツアーコースの解説

 参加条件として、モニターツアー参加後にアンケートを提出すること、SNSなどでモニターツアーの体験や感想などを情報発信することが求められている。申し込みおよび問い合わせは、高知県ワーケーション事務局(NPO法人こうち企業支援センター内)に、電話またはメールにて。

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