ヤマト運輸株式会社は、ビジネスプラットフォーム「Slack」と「Microsoft Teams」上で、宅急便の発送手続きができる機能を提供する。
Slackでは、2月8日から提供される専用アプリをインストールすることで利用可能になる。専用アプリは、さくらインターネットが開発しており、利用には法人契約が必要。Teams向けには一部企業に限定した実証実験として開始され、2月15日から電通グループ各社に提供される。
ヤマト運輸は、2022年5月から「LINE WORKS」上で宅急便の発送手続きをデジタル上で完結できる機能を提供している。SlackおよびTeamsへの機能提供は、在宅勤務などオフィス以外でテレワークするビジネスパーソンが多く利用しているアプリへと拡大するものだとしている。
各プラットフォームから対応の機能を立ち上げ、送り状に必要な情報を入力すると、専用QRコードが発行される。専用QRコードを最寄りの営業所、またはオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」、コンビニエンスストアに持ち込むことで発送が行え、送り状の記入は必要ない。
また、どこから発送しても配送費用は手続きの際に自動で計上され、会社宛に請求される。そのため、配送費用を個人で立て替える必要がない。
サービスの特徴
