誰もが羨むエリート集団、ロケットニュース24のライターたるもの、ある程度の知識は持ち合わせていたい。特に当サイトで人気のコンテンツ「グルメ情報」に関しては、人並み以上の知識が備わっている……ハズだ。
そこんところを検証する不定期シリーズ「常識おみやげ検証」の第3回は、東京名菓『ナボナ編』をお届けしたい。果たして当サイトのライターたちは、お菓子のホームラン王『ナボナ』を知っているのだろうか?
・一世を風靡したテレビCM
初回の「萩の月編」と第2回の「博多通りもん編」に続き登場するのが、東京名菓の『ナボナ』である。かつて王貞治氏が出演していた「ナボナはお菓子のホームラン王です」のCMはあまりにも有名だ。
とはいえ、CM自体がかなり昔に放送されていたことに加え、地方出身のライターがナボナを知っているかは疑わしい。おそらく関東地方で育った方は製造元の「亀屋万年堂」をご存じだとは思うが「萩の月」や「博多通りもん」よりは、全国的な知名度は落ちるハズだ。
・3つのヒント
というわけで、今回は事前に3つのヒントを出すことにした。その内容は「かつて超有名人を起用したテレビCMを放送していた」「メーカー自体も結構有名」「カタカナのお菓子」というもの。これだけヒントがあるならば、それなりに戦えるのではないだろうか?
特に期待は東京出身の「GO羽鳥」と「Yoshio」の両名。仮に他のメンバーが全滅しても、シティボーイの2人にはナボナを知っていて欲しい! なにせナボナは2人が生まれ育った街、東京の名菓。というわけで、まずは東京出身者以外の回答をご覧いただきたい。
砂子間「ブンメイカイカ」
篠宮「シュガーケーキ」
原田「シフォンケーキ」
中澤「ヌーベルバーグ」
和才「ユキノシタ」
佐藤「ナボナ」
御花畑「ナボナ」
なんと島根県出身の佐藤と、長崎県出身の御花畑の2名が正解! これはスゴイ!! 佐藤はナボナを「キン肉マンに出てきてたから知ってた」らしく、御花畑は「原田宗徳のエッセイで何度も出てくるんですよね」とのことであった。そう、ナボナが出てくる作品って意外と多いんだよなぁ。
・行け、シティボーイズ!
地方出身の2名が正解ということは、東京出身の「GO羽鳥」と「Yoshio」にとっては、もはやサービス問題なのでは? 2人は絶対に「亀屋万年堂」を知っているハズ。しかも「カタカナのお菓子」ですよ? それでは張り切って答えをどうぞ!
羽鳥「わかったかも……! 文明堂のカステラ?」
Yoshio「カステラ……そうんなハズない、ステカラ?」
ウウォオイッッ!!
何の打ち合わせもしていないのに、まさかの “カステラ被り” とは一体……? というか、せめて「ブッセ」と言って欲しかった。だってナボナはカステラじゃないもの、ブッセなんだもの。何が東京出身だコラ、全然シティボーイちゃうやないか!
・ステカラとは?
なお、正解を告げてもメンバーの半分くらいは「聞いたことが無い」と言っていたので、やはりナボナは東京名菓なのだろう。つまり正解した佐藤と御花畑はガチでスゴイ! 一方のGO羽鳥とYoshioには猛省を促したいところだ。
というわけで、ナボナの正解率は2 / 9、つまり22.2%とさせていただく(P.K.サンジュン調べ)。フワッと口当たりの軽いナボナは安定の味わいなので、興味がある方はぜひお買い求めいただきたい。
参考リンク:亀屋万年堂公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.