どう使う?
QRコード。いつの間にか日常にすっかりとけこんで、便利で、とくに意識していないのに、たまにかわいいデザインのやつとか見るといまだに「お!」っと思っちゃうやつです。ギザギザ四角の変わらない姿でお馴染みですが、QRコードを開発したデンソーウェーブが、ここにきて新たなQRコード「rMQRコード」を開発しました。
従来のQRコードと何が違うのか。画像をカメラで読み込んで情報を取得するという基本は同じですが、形が違います。正方形ではなく長方形。ミニミニサイズのマイクロQRコードもありますが、あっちは11マスx11マス(最小)の正方形。rMQRコードは7マスx43マス/11マスx27マス(最小)の長方形。マイクロQRコードよりはマス数が多いので、格納できる情報量も多いです。
小さく長細くなったことで、今までQRコードを活用できなかった小さなスペースにも利用できるようになります。デンソーウェーブは医療機器や値札、小型部品を例にあげていますが、これでピンときました。アレに使える!
昨今、ガジェット業界では修理する権利が注目され、1つの端末をユーザー自身で手入れしつつサステナブルに長く使おうという意識が広がっています。大手企業も今までのベッタリ糊付け・ハンダゴテを少しずつ見直し、修理プログラムを始めるところもでてきました。Microsoftは学生向けお手頃端末Surface Laptop SEを分解しやすいマシンに。Appleはユーザーが自分で修理できるSelf Service Repairプログラムをスタート(現在は米国のみ)。GoogleもPixelスマホの修理パーツを年内リリース予定です。こういう修理パーツにrMQRコードがついてたら便利だと思いませんか? 購入時期やスペック情報がはいってると、修理した後もパーツアップデートが楽になりそうな気がします。今後は端末だけでなく、各パーツ情報の管理が必要になりそうですから。
Source: PR Times