実業家の堀江貴文さんが、ゴールデンウィーク(GW)期間に一斉に休暇を取ることについて苦言を呈した。
「いい加減にやめにして欲しいんですよね」
2022年5月4日に公開された「ゴールデンウィークにみんなで一斉に休むのやめませんか?」と題したYouTubeの動画で堀江さんは、GW真っ只中のこの日、ゴルフ場に向かう途中で大渋滞に巻き込まれてしまったと嘆きつつ、「なんでなんすかね? GWにみんなで一斉に休みを取るの。いい加減にやめにして欲しいんですよね。マジで迷惑でしかない」と不満をぶちまけた。自身は「たまたまGWにゴルフしていますけど、平日もやっております」という。
堀江さんは「有給休暇制度というのが、日本の労働基準法にはございまして。労働者は等しく皆さん、一年間決められた日数を日曜日、土曜日、国民の休日以外にも取ることができます」と述べ「(有給休暇を)堂々と取っていただいていいと思いますし、『会社の雰囲気でそんなものは取れない』という会社はブラック会社なので、本当に辞めたほうがいいです。搾取されてます、あなたは」と説いた。
「『子どもの学校があるから平日休めない』と言われる方もいらっしゃいますけど、学校なんて1日、2日行かなくたって何か不具合があるわけじゃない。それを学校を休ませないなんて、『皆勤賞』なんて言っているのは昭和の時代の遺物ですよ。何の意味もないです」と言い放ち「普通に、お父さんとお母さんが有給休暇を取った日に家族全員で遊べばいいじゃないですか。そういう雰囲気を作りましょうよ。そうしないと、ピーク時に合わせてインフラっていうのは作られてないので、高速道路も鉄道もめちゃくちゃ混雑するようになっちゃうんです」と切実に訴えた。
そして、堀江さんは「GWに行楽地が混雑するというのは昭和の遺物」と斬り捨て、「みなさんぜひ、GWとかお正月とかそういったところで、一緒に休むのをもうそろそろ止めにしませんか? 時代は令和ですよ?」と呼びかけていた。