音楽配信サービス「Napster」がまたしても買収されたことが明らかになった。
これは投資ファンドのHivemind社がTwitterで明らかにしたもので、同社とともに買収を行ったのは、ブロックチェーンを手掛けるAlgorand社。Napsterはこの買収について「ブロックチェーンとWeb3をアーティストやファンに提供することで、音楽業界に再び革命をもたらす」と、その決意をLinkedInで述べている。Napsterは2020年、音楽VR会社のMelodyVR社に買収されたばかりで、買収が完了した2021年4月からわずか1年ちょっとでの再買収となる。P2Pを用いた音楽共有サービスとして高い知名度を誇っていたNapsterだが、現在のNapsterは、Rhapsody International社が提供していた音楽配信サービスが同社の権利下にあったNapsterブランドへと2016年に改名したもの。さらに今回、2020年に続いて再び買収されるという、流浪の日々を送っている。Web3の技術が組み合わさることで、Napsterがどのように生まれ変わるかに注目だ。
