ジャンボ! すんげーポテトにオレは出会った。いや、ポテトを使ったポテト料理。それも実にクレイジーなポテト料理(crazy chips)だ。
その日もオレはポテトの香りに誘われて、まるで蜂が花に群がるごとく、とあるポテト屋へと吸い込まれていった。いつものようにオレは「ポテトひとつ」とつぶやいた。すると女将(おかみ)は「ちょっとまってて」と言い、
「今から、たまごポテト作るから、そのあとでね」と、謎の献立を宣言した。「たまごポテト」? なんだそれ? 「まあ見てな」と女将。
まずは油たっぷりのフライパンにイモを投入。10分くらいジュウジュウしていただろうか。その後、彼女は、なんとその油まみれのその中に……
溶き卵をイン……!
しばらくグツグツしたかと思えば、
器用にひっくりかえして〜
皿をあてがい、
ギュウウウウウウウ!
「まだだね」
ギュウウウウウウ!
どすこーーーーーいッ!
そして出来上がったのが……
皿の形がクッキリとついた、まるでピザのような「たまごポテト」だったのである。なんなんだこのクレイジーな料理は! んで、女将、ありがたいことに「ひとくち食べる? サービスだよ」と試食させてくれたのだが、
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> たまごの味しかしねえっ……! <
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というわけで、クレイジーたまごポテトは、たまごの味しかしなかったので、オレは「ありがとう」とお礼を言って、それ以上食べることはなかった。ちなみにこの料理、1枚150ksh(約150円)で売っているらしい。
なおその後、オレは本来の目的であるノーマルポテトを注文。
それは普通にマズくはなかったし(ウマくもないけど)、腹を壊すこともなかった。ちなみに価格は100ksh。てな感じで、チャレンジするなら「クレイジーたまごポテト」の方だろうな。味変でなんとかなるかもしれないし。クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.