感触が気になる…
インターネットやガジェットの進化により、ますます便利になる私達の生活。しかしそれと逆行するように、なぜかイライラ、ストレスが高まっている人も多いのでは? そんな疲れた私達の心を癒やすべく、ユカイ工学が投入したのが指を甘噛みしてくれるぬいぐるみ型ロボットの「甘噛みハムハム」なんです。
今回はギズモードのリチャードが、甘噛みハムハムに込められた願いについてユカイ工学CEOの青木俊介さんにインタビューしてきました!
ペットや友達のようなロボット
以前には、ゆらゆら揺れるしっぽ付きのクッションロボット「Qoobo(クーボ)」をリリースするなど、癒やし系ロボットを次々とリリースしているユカイ工学。
そして青木さんによれば、ユカイ工学はユーザーを愉快にし、自分たちが愉快にモノづくりができる場所なんだそう。また愉快とは便利の対極、つまり生産性を高めるためのものではなく、ずっと電源を入れたままで生活の質(QOL)が上がるロボットを目指しているそうなんです。
噛み方をコントロールする「ハムゴリズム」とは!?
ぬいぐるみ型ロボットの甘噛みハムハムでは、数十パターンのかみ方のパターン(ハムゴリズム)を実現。その技術について、ユカイ工学CMOの冨永翼さんにおうかがいしました。
甘噛みハムハムでは、子供だけなく犬や猫もする甘噛みの感触をロボットで実現できたら…という全人類の葛藤を、具現化したものだそう。昔、ペットを飼っていた人や、子育てが一段落した人にとっては、懐かしい感覚が蘇るロボットになっています。
今後は、ぬいぐるみ内で甘噛みを実現する「ハムリングシステム」を他の人形にも展開するというアイディアも…? さらにクラウドファンディングでは、オリジナルのイラストを甘噛みハムハムのぬいぐるみにするプランも用意されています。
クラファンの締切迫る!
そんな甘噛みハムハムはクラウドファンディングサイトのCAMPFIREにて製品化プロジェクト(すでみ目標金額達成済み!)を実施しており、現時点では4000円の出資でスタンダードタイプの「ゆず/ミケネコ」か「コウタロウ/シバイヌ」が入手可能。
プロジェクトは2022/04/21 23:59:59に終了しますので、ロボットによる甘噛みを体験したい方はお見逃しなく!
Image: CAMPFIRE via ギズモード・ジャパン/ YouTube
Source: CAMPFIRE via ギズモード・ジャパン/ YouTube