超一流の料理人がチェーン店のメニューをジャッジするテレビ番組『ジョブチューン』。私（中澤）は普段全然テレビを見ないんだけど、たまたまサウナで見たジョブチューンがスシロー回で、しかも、山上雅則（やまがみ まさのり）さんが出演しているではないか。やっぱりあの人エースだわ。
山上さんがどんな人物なのかは以前の記事をご覧いただくとして、現在スシローではそのジョブチューンの放送で合格した寿司がメニューに登場している。これ気になってたヤーツ！ そこで2022年4月6日から開催されたキャンペーン「こだわり推（イチオシ）ネタ祭」と合わせて全部食う！
・ジョブチューンで合格したネタ
そもそも、ジョブチューンネタと「こだわり推ネタ祭」のネタは結構かぶっている。まず、ジョブチューンネタのラインナップは以下の通り。なお、スシローは都市型店舗など、店舗の形態によって価格が違うが、本記事の価格は公式サイトのものに統一させていただく。
生本まぐろ2貫盛り 1皿2貫300円（税込330円）
大とろのレアしゃぶ 1皿1貫300円（税込330円）
まるごと活あわび 1皿1貫300円（税込330円）
絶品生サーモンねぎとろ 1皿2貫150円（税込165円）
一晩ねかせた店内〆金華さば 1皿2貫150円（税込165円）
富山県産あおりいか 1皿2貫150円（税込165円）※来店時は入荷待ち
天然インド鮪中落ち 1皿1貫150円（税込165円）
白子天ぷらのXO醤 1皿1貫100円（税込110円）
極上とろかつお 1皿2貫100円（税込110円）
ミートボールマヨ軍艦 1皿2貫100円（税込110円）
・こだわりイチオシネタ祭
このうち、まるごと活あわび、大とろのレアしゃぶ、生本まぐろ2貫盛り、天然インド鮪中落ち、極上とろかつおが「こだわり推ネタ祭」のラインナップでもある。で、「こだわりイチオシネタ祭」にはさらに以下のネタがある。
特選松坂牛のにぎり 1皿1貫300円（税込330円）
生本まぐろ大とろ 1皿1貫300円（税込330円）
ダブルとろサーモン 1皿2貫100円（税込110円）
店内茹で天然大えび 1皿1貫150円（税込165円）
──と、文章で書くとややこしいのだが、シンプルに事実のみ言うと、4月11日まで上記の寿司が展開されるということに他ならない。
・13皿全部まとめて食べてみた
というわけで、これらをまとめて全部食べてみることにした。富山県産あおりいかだけは残念ながら入荷待ちだったため、同じくジョブチューンで合格していたミートボールマヨ軍艦を合わせ13皿を食べてみた結果……
お腹いっぱいになった。
回転寿司で13皿ってマックスまでいく人が多い枚数ではないだろうか。普段なら私もここでお会計なのだが、実は、どうしてももう1度食べたくて、この後にリピッた皿が3皿ある。これぞ真のリピ皿！ 限界を超えても食べたくなったのが以下の3皿だ。
・まるごと活あわび
ジョブチューンでバナナマンの設楽さんが、「コリコリしてるだけじゃなく柔らかさもある」と言っていたが、まさにその通り。あわびってコリコリしてるだけというイメージがあったのだが、このあわびはコリコリの食感だけではなく、じゅわっと旨みが広がる。普段のスシローのあわびと全然違った。
ちなみに、番組ではレモンをかけたら動きだしていて、メニューの注意書きにも「レモンをかけると動き出す可能性がございます。ご了承ください」と書かれているので期待して動画まで回したのだが、私のあわびは2つとも動かなかった。動かない場合もあるのでご了承ください。
・一晩ねかせた店内〆金華さば
〆具合が酸っぱすぎなくてちょうど良い。そう言えば、ジョブチューンでスシローが、〆の具合にこだわっていると話していた気がするが、鯖の素材の旨みも感じられバランスがガチで良かった。今回のキャンペーンメニューは300円皿多めなだけに、150円で2貫というのも地味だけど良し。
・絶品生サーモンねぎとろ
ジョブチューンで職人が「以前よりウマくなった」と認め、リベンジを果たしていたこのネタ。確かに、サーモンのトロけるような旨みが引き出されている。
4大回転寿司の食べ比べの記事では、「どこで食べてもそこまでの違いはない」と結論付けられたサーモンだが、この寿司を食べたらP.K.サンジュン記者の結論も変わるかもしれない。たかがサーモン、されど絶品生サーモンねぎとろ……である。
──というわけで、お腹いっぱいでもやっぱりこの3皿はウマかった。なお、結果的に3つともジョブチューンネタとなったが、もちろんそれ以外がダメだったわけではない。むしろ、ネタの平均点はいつものキャンペーンより高いので11日までに食べてみてくれ。
なお、現在判明している情報だと、12日からは特大ジャンボ赤えびと大とろが100円（税込110円）になる模様。高級ネタの次はコスパ祭りか？ 個人的には春が旬の魚介類ってそこまで好きではないのだが、スシローの春は楽しみである。