橋下徹氏が、「篠田英朗氏は学者であってほんとうのことはなんにもわかっていない」という一連の批判の流れから、「憲法は権力を行使してみて初めて分かるもんや」という独自の憲法解釈を述べました。
日頃の主義主張とは関係なく、さすがにそれはちがうのではないかと言う声が上がっています。
つい、憲法の理念を否定してしまいました。
つい、民主主義の前提を否定してしまいました。
しっかりとした民主主義が確立していないと恐ろしいことが起こることが改めてよくわかります。
また、「(一般市民ではなく)政治指導者が、本人らで戦ったらええやんか」とも発言。
まさに本末転倒です。
批判のための批判になってきてしまっています。
保険掛け論法や無意味な前置きが多用されています。
われわれの中にある「僕の考えた正しい当事者論」も振り返ったほうがいいかもしれません。