ワークマンのアウトドア用品コーナーであまり見かけないライトを発見した。商品名は「Variable 3way Lantern Light(ヴァリアブル 3WAY ランタンライト)」。価格は980円で、どうやら新商品らしい。ワークマンのライトといえば、どれもリーズナブルで機能的だ。
普段使いはもちろん緊急時にも役に立つので、デザインや機能面で気に入ったものがあれば買っておくと良いだろう。いざという時に使えるのは「使い慣れたアイテム」だからだ。そんなわけで今回は、1台で3役をこなす新ライトを実際に使ってみたので報告したい。
・3WAYランタンライト
アウトドア感ただようカーキ色のライトは、パッケージに書いてあるとおり「ランタンライト」「懐中電灯」「卓上ライト」の3パターンで使用できるのが最大の特徴である。
さっそく使いながらそれぞれの使用方法を確認していこう。「トップライト(懐中電灯として使う部分)」と「ランタンライト」はボタンを押すとロック解除できる仕組みになっていて……
ランタンライト部のカバーを開けて単3形乾電池を3本セットしたら準備は完了だ。
ハンドル部分のスイッチをスライドすると、ランタンライト(LOW)・ランタンライト(HIGH)・トップライトの順番で点灯する……のは想像通りだと思うが、注目してほしいのはライトの色。
ランタンライト(LOW・HIGH)使用時は……
優しい暖色ライトで……
トップライト(懐中電灯)として使うときは……
白色LEDで暗闇をハッキリ照らす。
「ランタン」「懐中電灯」の使い方は問題ないだろう。ちょっと面白いのが「卓上ライト」の使い方。簡単に説明すると……ハンドル部分がライトのアームになるので、トップライトのロックを解除してグイーンと広げたら、そのまま卓上ライト・読書灯となる。地味にすごい。
弱点を挙げるなら、防水ではないのでアウトドアで使用する際にも水に濡れないように注意が必要ってこと。それでも、必要十分な機能を備えたランタンライトが1000円弱なのはお買い得。暖色ライトはキャンプの雰囲気も盛り上げてくれるだろう。
なお、明るさは最大160ルーメン(トップライト使用時)。ランタン・卓上ライト使用時は最大100ルーメンである。160ルーメンなら数メートル先もバッチリ確認できるぞ。
試しに人気商品「LEDコンパクトワークライト(最大140ルーメン)」と明るさを比べてみても……
中心部の明るさがとくに際立っているのが3WAYランタンライトの方。また、シチュエーションにもよるが、ランタンとして使うなら暖色系の優しいライトの方が安らぎを感じるはず。使い勝手はかなり良いと言えるのではないだろうか。
・最強ライトと比較してみた
ここから先は完全に余談になるが、Amazonで購入した3万9900ルーメンの軍用フラッシュライト(ユーザーから「ルーメン詐欺」と呼ばれて評価1.4)とも比較してみる。自称「軍隊最強クラス」のヘッドライトを点灯させてみると……
パッ
では、あらためてワークマンの3WAYランタンライトの明るさを確認してみよう。
パッ!
はい、ワークマンが勝ちました。というわけで、さまざまなシーンで活躍する有能ライトが気になった方は最寄りの店舗をチェックすべし。あ、在庫情報はオンラインでも確認できるぞ。それと緊急時用に購入するなら、単3形乾電池もセットで買っておくこと!
参考リンク:ワークマン「ヴァリアブル ランタンライト 乾電池式」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.