「ミステリと言う勿れ」最終回に視聴者困惑 中途半端なラストに消化不良…公式「また、どこかでお会いできる日を」

J-CASTニュース

   俳優の菅田将暉さんが主演を務めるドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)が、2022年3月28日に最終回を迎えた。物語の途中で突如として終わったラストシーンに、さまざまな反響があがっている。


  • 菅田将暉さん

最終回は2部制。久能は後編にほとんど出演せず…

   原作は、作家・田村由美さんによる同名漫画。菅田さん演じるボリューミーな天然パーマが特徴的な大学生・久能整(菅田さん)は、友達も彼女もいない「変わりモノ」。記憶力と観察力に長けており、自身の見解を淡々と述べることで事件や人の悩みを解きほぐしていく…という新感覚ミステリーだ。

   ※以下、ネタバレを含みます

   最終回は2部制。前編では、整が新幹線で隣に座っている女性が読んでいた手紙のなかに、差出人からの隠されたメッセージを発見。女性が持っていた大量の手紙から、「なごやにはくるな(名古屋へ来るな)」「あぶない(危ない)」などと危ういメッセージを読み解くと、女性は自身の辛い生い立ちを明かし… という展開。育ての母との親子愛を感じさせるエピソードとなった。

   後編では、第3話で愛する妹・愛珠(白石麻衣さん)を殺害された我路(永山瑛太さん)がメインのストーリー。真犯人・ジュート(北村匠海さん)をつきとめて経緯を聞き、どうやら愛珠もジュートも同じ精神科医院に通院していたことが判明。世話になったカウンセラーから渡されたという怪しげな指輪の存在が明かされると、ラストシーンで我路と整が再会。我路が「君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」と微笑みながら提案するも、整は「どこへ?」と動揺するばかりで… というシーンで締めくくられた。

   いかにも続編がありそうな幕引きにも関わらず、続編の告知はされず…。

   斬新なラストに視聴者の間でも衝撃が走ったようで「特別編の予告も映画の予告も、続きは○○でも無い… どういう事よ」「あれ? 最終回だと思ってたけど最終回じゃなかったやーんパターンかと思ったら本当に最終回だった」「えー続編でもいいけど、一旦ストーリー完結させてほしかった 時間たつと熱量下がるよ」「ミステリと言う勿れの最終回やっと見たんだけど『これを最終回と言う勿れ』の気持ち」などと動揺が広がっている。

   番組公式ツイッターは放送終了後、「また、どこかでお会いできる日を、楽しみにしています」と投稿している。

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