ヤフオク!の仕様が本日3月22日正午から変更された。キャンセル時に自動的に「悪い」評価が付く仕様が廃止され、また、代金の返金も同時に行われるようになる。
ヤフオク!では、これまでは商品落札後にキャンセルすると、出品者または落札者のどちらかに必ず「悪い」の評価が付くルールが存在していた。これらは一方的なキャンセルを抑止する効果はあるものの、双方が納得した上での取引中止を行う場合でも自動的に「悪い」評価が付くため二の足を踏まざるを得ず、結果的にヤフオク!自体が使いづらいものになっていた。今回の仕様変更では、自動的に「悪い」評価が付かないよう改められるとともに、代金の支払い後だった場合は返金もあわせて行われるようになる。ヤフーはこの「取引中止とは別に落札者削除が必要」という仕様が利用歴の浅いユーザーにとって分かりにくいものだったと認めた上で、キャンセルしたはずが落札システム利用料が請求されるという事態が「(3月22日以降は)発生しづらいと考えています」としている。