【伝えたい】ラルクから学んだ「カップ焼きそば」の作り方が最適解すぎて20年間実践し続けています

ロケットニュース24

たまに無性に食べたくなるカップ焼きそば。添加物と罪悪感の塊のような食べ物ながら、あのジャンクで刹那的な快楽には抗いがたいものがある。

つい先日のことだ。かなり久方ぶりにカップ焼きそばを食べる機会があったのだが、麺の上に “かやく” をあけた瞬間、ふと思った。そういえば私(あひるねこ)はカップ焼きそばの正しい作り方をL’Arc~en~Cielから学んだな、と──。

・くっつくキャベツ

カップ焼きそばを作る際、必ずブチ当たるのが「湯切りの時にキャベツがフタの裏側にくっついちゃう問題」だ。お湯をよく切ろうとすればするほどキャベツはフタに絡めとられてしまう。人類が抱える根源的問題の一つと言えよう。

中にはお湯を捨ててフタを開ける前、フタの上をトントン叩いてキャベツを落とすのが正解とする声もあるが……果たして本当にそうだろうか? カップ焼きそばにおけるキャベツの粘着力の高さを見くびるなよという気がどうもしてしまう。

・解決策

そんな永遠の問いに、完璧な答えを出したのがL’Arc~en~Cielが1999年にリリースしたミュージック・クリップ集『CHRONICLE(クロニクル)』だった。発売当時、私は中学生だったが(当初はVHSで購入しました)、そこで語られるカップ焼きそばの作り方に文字通り衝撃を受けたのだ。

・ヒントは曲間の映像

なぜにラルクがカップ焼きそば? という方のために簡単にご説明しておくと、このミュージック・クリップ集は全編が “しりとり” 形式になっていて(Honey → イカ → 花葬みたいな)、曲と曲の間に “しりとり” にちなんだ、やたらシュールな映像が挟まれる作りになっている。

最初はただの単語だったのが、後半になるとより複雑に長文化していき、そしてついにはこんなフレーズが飛び出すのだ。


「だて巻きの匂いをかぎながらサトミは思った。カップ焼きそばの “かやく” は麺の下に入れないとダメだわ。だってフタの裏側にくっつくし


何やそれという感じだが、このシーンを見た中学生の私はこう思った。


天才かよ……!


・圧倒的答え

そうか、その手があったのか……!! 以来、私は約20年にわたってこの作り方を実践し続けており、この作り方こそがカップ焼きそばの最適解であると強く確信している。それでは実際にラルク式でカップ焼きそばを作ってみよう。

用意するのはキング・オブ・カップ焼きそば「ペヤング」


麺の上に “かやく” をあけたら、お湯を注ぐ前にまず……


振る!


10秒ほどよく振って、キャベツを麺の下に落とすのだ。麺の隙間に多少入ってしまっても問題なし。このひと手間を加えてからお湯を注いで3分待つ。


こうすると……


フタをはがしても……


ほぼノーキャベツに……!

・天才

あとは普通にソース等をかけるだけである。そう、マジで簡単かつストレスフリーなのだ。かわいた “かやく” からませ あなたを連れていきたいレベル。これ以上の方法があったら誰か教えてほしい。ありがとうラルクアンシエル。


念のため、普通に作った場合と比較してみたが……


その差は一目瞭然だった。

個人的にはお湯を捨てた後にフタをトントン叩くよりも遥かに確実だと思うぞ。覚えておいて絶対に損はないので、カップ焼きそばを作る時はぜひ試してみてほしい! あとラルクも聞いてね!!

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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