対ロシアや安全保障についてタブーなく議論を進めよ

アゴラ 言論プラットフォーム

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

今朝は党政調会の主催で、全特別党員を対象として「ロシアによるウクライナ侵略に関する緊急提言」の内容に基づき、安全保障や核シェアリングについて意見交換会を開催。

朝の早い時間にもかかわらず、100名以上の国会議員・地方議員・支部長(予定候補者)たちが参加し、予定時間を超過して活発な質疑応答・意見交換がなされました。

原発や核抑止力については党内でも様々な意見・価値観があるものの、議論そのものを避けて通ることはできません。

立場や距離を超えた勉強会が気軽にできるようになったのも、オンライン化の大きなメリットの一つ。

これまでこのような国政課題は国会議員のみで議論・意思決定されることが通例でしたが、新体制の党政調会では垣根を取り払って積極的な意見交換を続けていきます。

対ロシアについては、経済制裁の効果が可視化されてきました。

強硬な態度に出続けている軍事大国・ロシアに停戦交渉のテーブルについてもらうには、「交渉をした方が良い・せざるを得ない」という状況を作り出す必要があります。

その点、我が国にはまだサハリン1・2などのエネルギー投資やGPIF投資の引き上げなど、いくつかオプションが残されています。一方でこの制裁を実施すれば、日本企業や国民生活にも痛みを伴うことになります。

現実の中で極めて難しい舵取りを迫られていることは事実ですが、国際世論の高まりを受けて、あらゆるケースを想定して備えておく必要があります。

明日は初登壇となる外交防衛委員会の質疑にて、こうした点も前びろに議論・提案をしていきたいと存じます。

質問準備が立て込んでいるため、簡潔ながら本日はこんなところで。

それでは、また明日。

kanzilyou/iStock


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年3月7日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。