両面がぴったり張り付いた薄いポリ袋は、肌が乾燥しているとなかなか開けられない。
湿度が低い季節、スーパーに買い物に行くと必ず起こる困ったシチュエーションだ。
多くの人が悩んでいたのだろう。いつからか「ポリ袋をすばやく開ける裏技」が編み出され、おばあちゃんの知恵袋のように普及している。
しかし私にとって裏技はベターであってベストではない。
指先でちまちまと袋を開ける行為をミニゲームのようにも感じていて、困ると同時に小さな快感を抱いている。
そこでこの心地よさとスピード性を両立する方法を考えた。同じ気持ちの人に共有したい。