佐賀のばあちゃんが作る「スタミナ卵」がうまい。名前が名前なので、疲れた時に無性に食べたくなる。ほんのり酢の香りがして後味さっぱり、漬け汁を飲み干したくなるレベルで激ウマなのだ。冷蔵庫に使う予定のない卵が余っていたので、一気に作ってみることにしたぞ。
レシピはしっかり保管してある。めちゃめちゃ簡単なので、卵が5〜10個あったら作ってみてほしい。保存容器や袋がなくても問題なし。私はいつもドンブリに漬け汁を入れて冷蔵庫で一晩寝かせている。作り方はというと……
・スタミナ卵の作り方
まずは「ゆで卵」をつくろう。お湯を沸騰させて、冷蔵庫から取り出した直後の卵をおたまなどを使いそっと入れる。今回は12分「固ゆで」で取り出して冷水へ。殻が急激に冷えると、むきやすくなる。
んで、いつも参考にしている「漬け汁レシピ」のメモは卵10個分なので、卵の個数によって調整してほしい。とりあえず「10個分」の漬け汁を作るなら以下の材料を用意しよう。
【漬け汁(卵10個分)の材料】
・砂糖:1/2カップ
・酢:1カップ
・みりん:1/4カップ
・濃口醤油:1カップ
保存容器やドンブリに、漬け汁の材料をすべて入れて混ぜ合わせておく。
ゆで卵を投入する。ドンブリでは5個が限界でした。
ラップをしたら冷蔵庫へ。このまま一晩おくと味が染みて最高にうまい。あと、ジッパー付きの保存袋ならまんべんなく漬け汁の色がつくが、ドンブリだと浮いている部分が白いままなので、たまに様子を見て転がしてあげると美しく仕上がる。黒い方がうまそうだぞ。
翌朝、冷蔵庫から取り出すと……うむ、しっかり染みているようだ。スタミナ卵の完成である。香りがたまらん。
食べる分を器に盛り付けよう。漬け汁も入れたら……いただきます!
うますぎる。漬け汁の酸味と黄身のまろやかさが見事にマッチ。そんで後味はさっぱりしているから、あまり食欲がない時……そう、疲れている時にも食べやすいのだ。カレーやラーメンにトッピングしてもOK。お酒にも合うから多めにつくっておくのがオススメである。
地域や家庭によって使用する調味料や漬け方などが異なるだろうし、名前も違うかもしれない。ともあれ「うちのスタミナ卵」のレシピはこんな感じだ。卵が余った時にぜひ試してみてくれよな!
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.