Microsoftは、特にHDR認証を受けていないHDR対応ディスプレイでHDRコンテンツを表示した際にクリッピングが発生する問題に対処するために、正しくトーンマッピングを行なうアプリをまもなくリリースする予定としている。
HDRへの対応自体はICやパネルさえ対応できれば良いのだが、HDR認定を受けていないディスプレイも多く、その場合、コンテンツがサポートされている最大輝度よりも明るかったり、最小輝度よりも暗かったりして、白飛びや黒つぶれといったクリッピング現象が発生する。
VESAのDisplayHDRをはじめ、NVIDIAのG-SYNC Ultimate、AMD FreeSync Premium Pro、Dolby Vision認証を受けたディスプレイであれば、箱から出した状態で一般的にキャリブレーションを必要とせず正しく動作するが、そうでない場合はキャリブレーションを行なう必要がある。
Windows InsiderのDevチャネルの場合、システム→ディスプレイ→HDR設定の中で、既にHDRディスプレイキャリブレーションの項目が増えているのだが、現時点では有効になっておらず、開発者ブログに飛ばされる。これが有効になった時点でまた周知するとしている。
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