みなさんはありませんか? 自宅で急な“かた焼き欲”を感じたこと。
だけど材料もなければ、お店に行く時間もない。そんなときの良い対処法を見つけたんです。
先日、「地元のかた焼きそばぜんぶ食う」という記事で、最近僕のなかで爆発した、かた焼きそば愛についてを語らせてもらいました。
以来、無性にかた焼きそばが食べたくて食べたくてしかたないタイミングが、生活しているなかでいついかなるときも、ふいにやってくるようになってしまったんですよね。
ところで、その記事で10軒のお店のかた焼きそばを食べ比べていて、日高屋にてふと思ったことがあります。
日高屋のかた焼きそばは、餡がたっぷりで汁気も強め。かつ、麺はチェーン店系に多い細麺で、餡に侵食されて柔らかくなってゆく速度も早い。
最終的には、あげ麺とは食感の違う、しなっとした不思議な麺類を食べている感覚になるんです。
これ、なにかに似てるな……と考えていて、思い出した。
ご存知でしょうか? たとえば「無印良品」だと「ミニラーメン」という商品名で販売されている、ミニサイズの即席麺。そのままおやつやおつまみがわりに食べてもしょっぱくて美味しいんですが、マグカップなどに入れ、お湯をかけて食べると、小腹満たしにちょうどいいラーメンが完成するというすぐれものです。
僕はこれにお湯をかけ、しかもかけた瞬間から食べはじめるのが大好き。あのパリパリと粉っぽい感じから、徐々にふやけ麺に移行していく過程も、美味しさのうちだと思ってるんです。
で、話は戻りますが、日高屋で感じた「かた焼きそばとミニラーメンが近い」という気づき、「ミニラーメンはかた焼きそばと近い」とも言い換えられますよね?
はい、やってみましょう。
あ、記事という形で発表するので、一応参考分量を記しておきますが、すべて目分量やお好みでいいと思います。
水溶き片栗粉ってやつですね。
ミニラーメンのパッケージで推奨されていた分量です。そこに水溶き片栗を入れて混ぜ、
味がついているのが餡ではなく麺のほうという違いはあれど、ざっくり混ぜてしまえば全体がなじみ、特に食べ出しの食感なんかはかなりかた焼きそば! とろみがつくだけで、いつもとぜんぜん印象が違うな〜。
まぁ、かた焼きそばというには味があっさりしすぎているものの、急な“かた焼き欲”しのぎには、ぜんぜんなります。
さらにひと手間加える余裕のある方は、レンチンした(もしくは、鍋でお湯を沸かすならそこに直接入れてしまってもいい)ミックスベジタブルや、かにかまなどを加えた、
もはや、こんなかた焼きそばを出すお店があっても不思議じゃないビジュアル。