2022年2月3日 に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の「お年玉シーン」に対し、視聴者から「岩倉具視の500円札懐かしい」といった声が上がっている。
この日の放送では、1976年のお正月に三代目ヒロインの大月ひなた(新津ちせさん=11)が両親のるい(深津絵里さん=49)と錠一郎(オダギリジョーさん=45)からお年玉をもらうシーンがあった。そして、カットが変わってクラスメート2人と羽根つきをするシーンで、ひなたが「あーあ、今年も岩倉具視やった」と明かしたことにより、その額が500円だったほか、渡し方が500円札1枚だったことが明らかになったのだった。
「500円札が500円玉になった時の衝撃よ」
500円札は1951年に1種類目の発行が始まり、1969年には2種類目の発行が始まった。1種類目と2種類目の肖像画は共に岩倉具視(1825-1883)であるが、1種類目が茶色がかった色をしているのに対し、2種類目は青味がかった色をしているのが特徴だ。なお、日本銀行の500円札のついてのウェブサイトでは、1種類目の発行が止まったのが1971年、2種類目の発行が止まったのが1994年、500円玉の発行開始が1982年であると説明している。
ドラマ中ではひなたが、もらった500円札を机に広げて、それとは別に溜めていた10円玉と並べるシーンもあり、その際の500円札は茶色がかっていた。これらのシーンに対しては、
「なんで岩倉具視がトレンドと思ったら今朝のカムカムか。500円札あったなー」
「岩倉具視………500円札が500円玉になった時の衝撃よ あんた、小銭に分類されるんやで」
といった声が上がるなどしている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)