日本はコロナに打ち勝っている – 中村ゆきつぐ

BLOGOS

オミクロン株を風邪と考えるのはおかしい。はい、ワクチンを接種していない、高齢者に対して感染防御をしていないのであればそれは事実です。

アメリカのオミクロン株の死者についての記事が出ました。重症化はデルタ株の1/3になっても感染者数が多くなりすぎて、死者は変わらないということです。

死者の大半は、65歳以上の高齢者か、ワクチンを接種していない人たちとなっている。

では日本ではどうか。2回ワクチン接種率は子供を除き90%近く、リスクの高い人以外では風邪症状ですむことが多いことは明らかです。ピークアウトした沖縄が日本のそれを証明しています。

繰り返しになりますが日本ではワクチンをほとんどの方が接種し、ほとんどの方がマスク含めた感染対策をしています。パックンがいうアメリカとはそこが全然違います

軽症でも苦しい。喉の痛みが尋常じゃない。風邪と考えない方がいいと医療第一安全主義者が色々言われてますが、リスクの高くない人での死者はほぼ出ていませんし、今後もよほどのことがない限りインフルエンザ以上の死者は出ません。0にはできませんが十分な防止効果です。

ただ今オミクロン株の感染拡大はほとんど防ぐことはできません。2回のワクチン接種に感染防止効果がほとんどない以上、デルタ株と時と同じように家族に1人でも出たらまず同居している人は全員かかります。しかし大切なことはデルタ株の時と異なり、命を落とす方は今の日本ではリスクの高い人以外まずいないのです。

以前亡くなっていたリスクの高い人もワクチンのおかげで死亡は抑制されています。それゆえこれだけの感染者が出ていても死者の増え方はとても少なく推移しています。(それでも死者が出るのは風邪で死者が出るのと同じです)

まだまだ感染者は増えています。しかし今までやってきた経験、そしてワクチン接種率、マスク含めた感染防御対策で、日本は世界の中で十分コロナにほぼ打ち勝っている国なのです。菅前首相、河野元大臣に感謝です。

まあブースター接種遅れは残念ですが。死亡は0にはできません。人間には寿命があるので。

Source