日米首脳 対中牽制の協力を確認 – My Big Apple NY

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Biden And Kishida Discussed The Two Countries’ Relationship And The Threat Posed by China In The Pacific.

日米首脳会談が21日、オンラインで開催されました。岸田首相によれば会談は約80分にわたり行われ、その大半を中国について協議したといいます。両首脳は「フミオ」、「ジョー」とファーストネームで語り合ったそうです。

ホワイトハウスの声明によると、ポイントは以下の通り。

〇インド太平洋、対中牽制
日米関係の強化とインド太平洋地域構想の推進を目指す。

・両首脳は、東シナ海及び南シナ海における現状を変えようとする中国の試みに対抗するとを決意し、台湾海峡の平和と安定及び両岸の問題の平和的解決の重要性を強調し、新疆及び香港における中国の慣行に対する懸念を共有した。

・バイデン大統領は、日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることを断固として確認、米国があらゆる能力を駆使して日本を防衛することへの揺るぎないコミットメントを表明。

・バイデン大統領は、日豪が1月6日に締結した、安全保障協力を強化する円滑化協定(Reciprocal Access Agreement、RAA)を称賛。

・バイデン大統領と岸田首相は、ASEANの重要性を認識し東南アジアにおける協力強化する方向性を確認。

・両首脳は、自由で開かれたインド太平洋地域を促進し、①コロナ対応、②気候及びクリーンエネルギー、③インフラ――などの分野で協力の実現すべく、豪、日本、インド及び米国によるQUADの重要性を強調。

バイデン大統領は、2022年前半に開催される次回のQUAD首脳会合に向けた岸田総理の日本訪問の招待を歓迎

・両首脳は、トンガの危機的状況に留意し、豪仏NZを含む太平洋地域の他のパートナーとともに、この地域及び将来の人道的災害に対して必要な支援を提供することの重要性を強化した。

画像:前回21年9月にワシントンD.C.で開催された第1回QUAD首脳会議の様子

(出所:首相官邸)

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