まん防発令も対処方針の変更課題 – 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

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こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

明日21日から東京都などでまん延防止等重点措置が発令となり、昨日時点では見送っていた関西圏でも、兵庫→大阪の順で政府へ要請が行われる運びとなりました…。

特に今回のオミクロン株に対しては、まん延防止等重点措置の効果はかなり低いと思います。経済的なダメージを考えれば、トータルではデメリットのほうが大きいでしょう。

ただ、医療のことを考えれば「やらないよりはやったほうがよい」ことは間違いなく、諸外国と異なる価値観を持つ日本では、まん延防止等重点措置に踏み出さなければならない首長たちの立場・判断は理解できます。

感染症法の改正や2類相当の取り扱い変更などは見送られ、新たな「武器」が自治体に与えられていない以上、苦渋の決断によってまん延防止等重点措置が広がっていくことになります。

まん延防止等重点措置が出される以上、今後は具体的な対処方針の変更が望まれます。

果たして飲食店などに的を絞った「時短営業」が適切なのか。人数制限に重きを置くなら、人数と時間を区切った営業をお願いするべきではないか。

また営業形態に負担をかける以上、「協力金」という名のあいまいな支援をいつまで続けるのか(これは2年間ずっと議論・先送りしてきたことでもある)。

岸田政権として初めて対峙するこのコロナの「波」に対して、前政権ができなかった・先送りしてきた本質的な課題に取り組んでもらえることを強く期待するとともに、国会から提案を続けていきます。

それでは、また明日。


音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。 三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会) ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)


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