エレコム株式会社は、IPv6 IPoEに対応し、「ウイルスバスター クラウド」90日無料体験版が付属するWi-Fiルーター「WRC-2533GS2V-B」を1月下旬より発売する。市場想定価格は8558円前後。
Wi-Fi 5ことIEEE 802.11acに対応し、最大通信速度は1733Mbps（5GHz帯接続時）または800Mbps（2.4GHz帯接続時）。デュアルコアCPUを搭載し、グループ企業であるDXアンテナのノウハウを生かしたハイパワー送受信アンテナを8本（5GHz帯、2.4GHz帯とも4本ずつ）内蔵する。推奨接続台数は24台。
バンドステアリング機能を搭載し、自動で混雑しない帯域に切り替えが可能。離れた場所や障害物が多い場所にも電波を届ける「ビームフォーミングZ」、複数の端末との通信効率を上げる「MU-MIMO」に対応する。
背面には、いずれもギガビット対応のWAN×1、LAN×4の各ポートを装備。通常の「ルーターモード」だけでなく、「子機モード」「中継機モード」「AP（アクセスポイント）モード」の4モードを搭載し、背面のスライドスイッチで切り替えられる。
背面
v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、transix、クロスパス、v6コネクトの各IPv6 IPoE接続サービスに対応し、混雑した回線を回避した高速通信を可能としている。
トレンドマイクロの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」の90日無料体験版が付属。Windows版またはMac版をダウンロードして利用できる。
設定を簡単に行える機能として、WANポートにケーブルを接続するだけで使用中の回線を判別して自動的に設定を行う「かんたん回線設定」、これまで利用していたルーターのWi-Fi接続情報をコピーできる「らくらく引っ越し機能」が利用できる。
このほかの機能として、端末ごとに接続可能な時間帯や制限時間を設定し、子どもの使いすぎを防止する「こどもネットタイマー3」、来客者専用のSSIDを設定して家庭用とは別のネットワークを提供できる「友だちWi-Fi」を搭載する。
本体サイズは約142×約40×約185mm（幅×奥行き×高さ）、重量は約560g。
