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Appleは「iPhone 13」シリーズのProモデルで初めて、より滑らかな動きの画面を実現する「ProMotion」技術を導入しました。
これについて、海通国際証券のJeff Puアナリストは先日「iPhone 14シリーズの全モデルがProMotion技術に対応する」と主張していましたが、この説に反論する意見が登場しています。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:MacRumors(1) ,(2) ,@DSCCRoss
iPhone 14の下位モデルは「Pro Motion」対応ナシ
スマホのディスプレイに関するリークを数々的中させているロス・ヤング氏は、ProMotionがiPhone 14の全ラインナップに拡大されることはなく、Proモデル専用のままであるとTwitter上の質問に回答しています。
質問者:今年、Pro以外のiPhone 14モデルに120hz ProMotionディスプレイが搭載されると予想していますか?
Ross Young:BOE(中国のディスプレイメーカー)に十分なLTPOの生産能力がなく、まだLTPOパネルを出荷していないので無理です。(この予想は)かなりリスキーです。2023年なら…。
ProMotion対応のiPhoneは、画面上のコンテンツの種類に応じて、リフレッシュレートが120Hz〜10Hzの間で変わるLPTOディスプレイを備えています。iPhone 13 Proでは、このLPTOディスプレイはサムスンが供給していました。
ヤング氏の意見は、iPhone 14下位モデルのディスプレイがBOEから供給されることを示唆しており、同社にはLPTOを生産する能力が十分ではないことを指摘するものです。
また、Appleはこれまで、ProMotionをiPhone 13 ProやiPad Pro、14インチおよび16インチのMacBook Proなどの「Pro」製品に限定しています。下位モデルとの差別化にもなるため、しばらくの間ProMotionは上位モデルの限定機能になる可能性もありそうです。